富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

北斗星

2011年11月24日 | 奄美
これも競でおとしたもの 第3段

うちでは2鉢目ですが
前回ご紹介の木は北斗冠付きの派手目の木

今回は少し地味目
独特の砂子斑の牡丹芸です

しかし最近は色んな奄美実生が入ってきております
こういう特徴のある品種はまだ判別しやすいのですが
覆輪になると混沌としてまいります

木自体はいい芸のものばかりですので
このあたりで整理しないと
本物、偽物と言う話になったり
同じ木が違う名で流通したりと
結局、趣味者を興ざめさせかねません

韓国実生の奄美散斑豆葉がいい例で
大荘軍とか大荘錦、桃山香など色んな名で流通してしまい
価値下落、そんな可哀想な木がいっぱいあります

韓国に出向いて購入してこられる業者さんの数は
限られていると思いますので
しっかり話し合って品種の整理をお願いします

奄美実生は一つのカテゴリーとして
今後それなりの地位を築ける逸材と思いますので
大事にしていきたいものです

今回出版された新企画出版の富貴蘭図鑑の発行部数が
2万部を超え まだ追加の印刷が追いつかない様子
新規参入者の方も多いのでしょう

伝統園芸から近代園芸に変わりつつあるのも事実
徳川から続く古き良き歴史や作法は継承しつつ
旧態善とした昔のやり方はそろそろ終焉かも

やりよう次第で富貴蘭業界には
明るい未来が待っているような気がしてならないのですが












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