富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

キバナノセッコク縞

2011年08月21日 | 野生ラン他
土佐キバナノセッコクの縞です

いつ頃入手したか忘れましたが
なかなか作のかからない木です

私にとってキバナノセッコクは
普通のセッコクや長生蘭に比べると
はるかに作の難しい木

九州の鹿児島や宮崎の深山に入れば普通に見られますが
セッコクの様な大株は見た事が有りません
大きくても矢が10本くらい

ここ10年くらい、本格的に山にはほとんど入っておりませんので
今でもあるかどうかはわかりませんが、、、

実は沖縄にもごく少数が自生しておりまして
内地産より葉幅広く小判型で肉厚な感じです
恩納村で見つけました

棚の何処かに有るはずですので探してアップします

キバナノセッコクは
沖縄産より屋久島産が最も巨大と不思議な形態
昔 学者さんに屋久島産は別種扱いにするとか聞きましたが
その後どうなったのでしょう?

話は変わりますが、富貴蘭を栽培されている方は
ぜひ一度、山で自生している姿を見る事るをお勧めいたします
神社仏閣の風蘭では参考になりません
深山に入りその湿度、光などなど体感すれば
栽培にあたり大きなヒントが得られます
特にミヤマムギランの自生環境などは必見です

九州や屋久島、沖縄の山師をご紹介することもできますが
一方通行のこのブログでは無理ですね
ご興味のある方は会などで見かけられたらお声掛けを。

野生フーラン見学ツアーなど企画してくれる
イナセな業者さんはおられないでしょうかね~~?
同好の士が和気あいあいと楽しいと思いますが

さて話は戻り
この木は四国産の芽変わり
野生のキバナ斑入りは 覆輪や曙斑もありますので
集めるのも楽しいかも

キバナも最近は三冠王とか南州達磨とか
色々な園芸品種が出ているようです

長生蘭との交配でなければ欲しいのですが
専門外で詳しい事はわかりません















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