離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

自分は自分でいい

2017-04-28 00:00:01 | 日記
日本では、

このような時代においても、周囲とうまくやることや

周囲と同じようにふるまうことを求められているように感じる。

広い視野でみれば、

ひと昔前よりは、離婚に対する認識も変化はしているし、

仕事についても変化している。

あなたが離婚してとても苦しんでいることのなかには、

もちろん、

大切な人との別れ、寂しさ、悲しみ、虚しさというものが大きいとは思うが、

その一方で、

いまだに、

会社や近所の世間の目や、

家族単位であることを良しとする風潮や制度

そんなものもけっこう大きいのではないだろうか。

少なくとも、私はそうだった。

ただでさえ、苦しいのに、

当時、周囲に離婚した人がひとりもいなかったから、

職場で離婚したなんて言えなかった。

限られた人にのみ打ち明けていた。

社内での手続きもほんとうに苦しかった。

会社では20歳後半には多くが結婚して、子供ができて、マイホーム

そんな人たちが大半だった。

若い人たちには、恋人がいるかどうかよりも、

いつ結婚するのかどうか?そんな話が飲み会のネタにされていた。

きっと、〇〇ハラスメントなんていう時代にも、

多くの場所でそうではないだろうか。

日本人の精神的な根本は何も変わっていないように思う。

そんな環境ではほんとうに二重に苦しみが増した。

それらの想いをひとつずつ克服していって、

ほんとうに10年かけて、悲しみや虚しさなどにも折り合いをつけていった。

結局、行きついた先は、

自分は自分の人生を歩むしかないということで、

そこには、悲しみも、虚しさも、寂しさなどそれらを経験した自分も含めて、

否定せずに、抱えたまま、この先も歩むということ。

だからといって、楽しいことも、幸せに感じることもたくさんあるし、

新しい出会いや出来事もたくさんある。

もちろん、同じように悲しみもある。

それでしょうがないし、どうにもできないということに気づいた。

そして、今、思うことは、

自分で自分に言い訳しないで良い人生、そして

自分の理想的なベストな人生ではなく、

できるなかでベターな、より良き人生を目指すということ。

そして根本には、来年生きているなんて保障がないということを

心底理解して生きるということ。

あなたにとって、どう生きる人生がベターか、

それを考えてほしい。




6 コメント

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Unknown (Unknown)
2017-04-29 00:18:22
離婚…まだまだ凄いマイノリティと感じます。
熟年離婚だから…年代のせいか?

人生の敗者のような…
人の心に土足で踏み入るような言葉…
いっぱい浴びました。
“人に恥じる生き方はしてこなかった“と
心の中で叫び、孤独に耐え
自身の存在価値を探す毎日です。
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GW始まりました。 (とあるおっさん)
2017-04-29 11:32:46
こんにちは。
何度も投稿すみません。
 離婚後初のGWです。うちの職場は幸か不幸か9連休です。今日も一人で時間が過ぎ去るのを待っています。
 子どもたちと会えない現実に未だ耐えられない自分がいます。
 この辛さもいずれ時間が解決してくれるのでしょうか?
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Unknown (地獄の入り口)
2017-04-29 16:29:24
一部の心ない人達のおかげで相互コメントが禁止されているのは非常に悲しいですね。
励ましたく、励ましてもらいたい。悲しさ、辛さ、孤独を共感出来るのは私達にとってどれだけの力と勇気を与えてくれるか分かりませんよね。

特定の方にコメントすると著者様に御迷惑をお掛けするため、出来ないですが、お察し下さい。

感謝してます。とても嬉しかったです。
ありがとうございます。

私はゴールデンウィークは全て仕事で埋めました。
休んでも辛いだけですから…
その代わり妻にゴールデンウィークを子供達が楽しんでもらえるようにと僅かばかりですがお金を渡しました。と言っても顔も見ることも会話する事も叶わない為、こっそり玄関に置いてメールで伝えただけなのですが…。

妻はきっと、私がなんでゴールデンウィークを全て仕事にしたのかも、本当は家族揃ってゴールデンウィークを楽しみたいと思っていることも、分かってないのでしょうね。
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Unknownさん (著者)
2017-05-01 06:30:05
Unknownさん

存在価値・・・

今、耐えて生きていることこそ。

一歩一歩を心から応援しています。
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とあるおっさんさん (著者)
2017-05-01 06:31:46
とあるおっさんさん

毎日、苦しみに耐えているんですね。

子供と会えない苦しさ・・・、伝わってきます。

身体だけでもゆっくりと
休養されてくださいね。


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地獄の入り口さん (著者)
2017-05-01 06:35:23
地獄の入り口さん

そうですね。
励ましたり、
励まされたいお気持ちありますよね。
お許しくださいね。

お気持ちは十分に伝わっています。

GWのためにお金を渡してきたとのこと、
簡単にできないほんとうにすごいことですよね。勇気もいるし、その想いこそがすばらしいと感じます。

仕事も毎日大変ですが、
夜だけでも、少しだけ自分へのご褒美
あげてくださいね。
今日も一日、乗り切れますように
応援しています。
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