離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

目の前だけ

2020-05-09 09:58:55 | 日記
先行きが不透明な社会情勢で、

先のことを考えると不安がたくさん出てきますね。

離婚も同じで、未来を想えば不安だらけ、
過去を振り返れば、想い出にしばられます。

世間では、「前を向いて・・・」「過去は忘れて・・・」
そんなアドバイスもよく聞きますが、それで抜け出せる人は少ないかもしれません。

もしかすると、自分の苦しみなんて理解できるはずがない  と、
さらに苦しみが増すかもしれません。

過去を忘れる必要などないのではないでしょうか。
そもそも、本質的に、忘れることなどできません。
前を向けるなら向いたら良いし、できるくらいなら、苦しんでいないとも思います。

このコ〇ナの流行のなかで、収入に不安がない人には、
日々生活に苦しい人の気持ちがわからないでしょうし、
想像に限界もあるでしょう。
同じように、
家族に囲まれて、不自由なく生活している人には
離婚の孤独さや、まして人生に対する虚しさなどわからないかもしれません。
おそらく私もあなたも離婚前には理解できなかったと思いますから、
そういう人を批難するのも違うでしょう。

いつも書いていることではありますが、
目の前だけ見て、正確には、足元だけみて、
今この瞬間だけを歩むのが一番ではないかと思うのです。
先を見れば不安だらけ、過去をみてもなつかしさと虚しさが増えるだけ。

今日一日単位でも良いし、ここ一週間でも良いし、次の1時間でも良いかもしれません。
人それぞれの時間間隔で良いし、時に変化しても良いでしょう。
未来はだれもわかりません。

わかりやすいので引用しますが、
今現在、自分が感染しているかだって検査しないとわからない状況で、
症状の出るかもしれない2週間先など不透明でしかないと思うのです。

それよりも、今この瞬間を全力で生きるしかない。
今やるべきこと、考えることをするしかない。

苦しみに耐え、動けず、身体が持ち上がらないなら、
最大限に自分の身体を大切にする。
食欲があるなら、今、おいしいものを食べる。
人生で一度はやってみたかったことがあるなら、すぐやる、計画だけでもする。

心のなかで、「今、今、今・・・・」そう唱えながら、今この瞬間に立ち戻る。
使い古された言葉ですが、結局のところ、
今、この瞬間の積み重ねが、未来というものであり、
未来から見れば、それが過去となるわけです。

私自身も、最近、この「今に立ち戻る」を大切にして生活しています。

「今、この瞬間に後悔がないか?」

それを自分に問いかけています。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする