離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

もし・・であったら・・・

2018-06-17 00:00:01 | 日記
苦しみのなかで、

どうしてこうなったのだろう・・・

あのとき、別の行動や態度だったら・・・

もう少し自分が対処できたのではないか・・・

いろいろな想いを回想していることでしょう。

でも、今でも苦しんでいるあなたは、

実際には、ほんとうによくがんばったし、耐えたし、

できることは全部してきたのだと想像する。

いつも言うが、相手とのことや、自分のこと、

いろいろなことから逃げて生きてきた人というのは、

何でも自分以外のことに責任を押し付けているような

他責の人は、そこまで苦しまない。

そういう人は、

自分も多少は悪いし、全部は正しくはないけど、

だって、相手が。。。だからという。

大して深堀りせずに、私にはこれしかできなかった。

これしか選択肢がなかったと思う。

安易な行動、結論で満足する。正確にはそこに逃げ込んで自分を守ることで必死なのだ。

他責な人は相手を責めることで、攻撃することで自分を守る。

本来の人間力という点ではとても脆く弱いのだが、気づいていない。

だが、離婚でここまで苦しんでいるあなたはきっとそんなことはなく、

自分のことも、相手のことも、そして子供のことも

どれも真剣に全力で、考え、想い、悩んできた。

だからこそ、ここまで苦しんでいるのです。

冒頭にも書いたが、もし・・・であったらという想いは

誰しもが思う。

自分の人生がこうではなかったらと。

離婚していなかったらと。

私が苦しんでいたなかで出会った言葉で、今でも印象に残るのは、

「こうであったら、もし・・であったらの人生などない。

 それ以外の人生などない。今の人生が自分の唯一の人生であるという認識を

 もつことからスタートできる。」

言葉は違うだろうが、こんな意味の内容である。

今でも日々思い出す言葉である。

結局のところ、今の自分の人生でない他のパターンやら、

もし・・・・の人生を考えてみても、どうにもならいことは誰でも理解している、

それでも考えてしまうのが人間だが、やはり今の自分の立ち位置に

まっすぐに立って、そこから歩むしかないし、自分の唯一の人生は

やはり今の立ち位置なのだと深く納得することができれば、

もはや過去を懐かしんでも、後悔しても、一歩も前に進めないのだと気づける。

望む望まないにかかわらず、今が自分に与えられた唯一の人生である。

私自身がその認識を日々心に落として生きている。


コメント (7)
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