離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

依存は悪くない

2013-11-04 09:52:02 | 日記
いろいろな人と話をしていると

「依存すること」が悪いことのように言われますが、

依存ということにもいろいろあるのです。

たしかに、

自分が確立できずに、

依存してるような場合には、

注意が必要ですが。

相手に対して、依存し、相手も依存する。

一見すると共依存?とも思われがちですが、

甘えたい という相手の感情に寄り添い、

その気持ちを受け入れて、

甘えてもらう

これは、自立していないとできないのです。

自分が成熟していないなら、

できないことなのです。

逆に、自分が相手に甘えるというのは、

相手を信頼して、

自分の心を開かないとできないのです。

相手になんでも決めてもらったり、

おんぶにだっこ というようなことではなく、

相手を頼るということ。

そして甘えたり、甘えられたりというのは、

相手の要求をすべて満たすとか、認めるとか

そういうことでもなく、

素直に相手の感情、気持ち、状況。。。

これを受け入れて、認めて、尊重することなのです。

これができないと、

どちらかが過度に依存して、関係がおかしくなるのです。

自分は相手に甘えたい、甘えているんだ。

その自覚も必要かもしれません。

DVの相手から離れられないような、

無意識の依存とは全然違うものです。

ちゃんとお互いの距離と、境界も守りながら、

一緒に生きていくもの。

そもそも、人は、完全に依存せずに孤立して生きることはできない。

依存することが悪いのではなく、

自己が成熟した上で、パートナーや両親と共存していく。

親が年老いてくれば、立場は逆転して、親が子供に甘えるかもしれない。

その気持ちを受け入れて、やさしく接することは、

親に依存した自立できない人間ではなく、

真に自立した大人ともいえるのでしょう。

あなたは、パートナーにただ依存していたのか、

それとも自立して成熟した付き合いだったのか、

どちらも完璧なことなどないけれど、

自らを成熟へ向けて育てることは

自分でしかできません。

コメント (3)
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