離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

罪悪感を感じて・・・

2013-09-11 00:01:00 | 日記
喪失体験では、

罪悪感

この3文字がきつくのしかかる場合があります。

離婚というからには、

100%どちらかが悪いということは、ごくごく稀でしょう。

相手をひたすら非難する方もいます。

まじめで、誠実な方ほど、自分を責めてしまう。


どうして、あのとき、こうだったのか。

どうして、あんな言葉を使ってしまったのか。

どうして、もっと・・・・


どうして、どうしてと、それは毎日、夜も眠れないほどに

頭の中をグルグルと回って、

後悔、なさけなさ、不甲斐なさ、

離婚したことで、相手への謝罪の機会もなく、

謝罪しても、受け入れてもらえるはずもなく、

この苦しみから逃れる道がみつからないまま。。。

子供がいればさらに、その想いは強いかもしれません。


では、どうしたら、この感覚から脱することができるのか。

正解はないし、人それぞれでしょうが、

相手に対する罪悪感から逃れる、ひとつは、

「誰の人生も、自分で自分の人生に責任はある。ただし、他人の人生に
 責任はとれない。」 

厳しく、極端な考え方ですが、真実でもある。

以前書きましたが、「ゲシュタルトの祈り」 という詩で
心理学者パールズが示したものにも、この意味が含まれています。
検索すればすぐに見つかるはずです。

これは、だから相手を無責任に傷つけてもいいとか、
そういうことではないのです。

ただ、結婚という場合は、どうしても、自分と相手で幸せになりたい、

相手を幸せにしたい。

そんな想いが強いものですから、

相手の人生に責任を感じてしまう。

自分自身に対する罪悪感もあるでしょう。
自分で自分を許せない、という。

やはり、まじめで、完全主義的傾向の方に多い。

結婚生活をしていれば、
相手を傷つけるようなことも、傷つけられることもある。

自分に余裕がないときもある。

だから、そのことをひとつひとつ、どうこうするのではなく、
それはそれで、反省したり、謝罪したり、許す、あきらめることで
成り立っていくものです。

今回は、離婚という結果になってしまったゆえに、
もちろん、苦しい。

どこかで、自分をゆるす そこにしか道がないように思えるのです。
正解はわかりません。

苦しんだ末に、ふと、 しょうがないな。。。 そんな感覚かもしれません。

自分も所詮は、人間であって、間違える。。。と。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする