ネット上で評判になっていたり、楽天で売れている商品が良いとは限らない

不都合な事実と現実 / 2012年10月24日 17時54分44秒

ネット上で評判になっていたから・・・

先日、メールでのご相談者の方で「ネットで評判になっていたから良いと思って」と言うご相談者がいらっしゃいました。

情報商材と言うものをいくつも買っていらっしゃる方もいました。

これらって、世間一般の人たちが取り組んだり、ネットの掲示板で情報交換しているものばかりだったりします。
ですから、世間一般に言われていることが正しければという条件付きで、その情報を信じてケアをすれば多くの人の薄毛の悩みが解消出来てしまい、私の仕事は上がったりになってしまいます。

ところが、現実はその正反対なんですね。

世間一般の人たちがおっしゃることや、掲示板で情報交換されていることを信じて取り組んで、結果どうしようもないような状態にこじらせてしまい、相談するところがなくて、私のところにご相談にいらっしゃるのです。

そんな人が、今とても多いです。
このブログのアクセスを見ていますと、「私の名前」や「育毛相談WEB」や「道案内人」等で検索をかけていらっしゃる方がいます。

中には、「私の名前と2ch」で検索をしてくる人や「育毛相談WEBと2ch」で検索をかけてくるかたもいらっしゃるのです。評判と言葉を加えている場合もあります。

たぶん、私や私のやっていることの評判を知りたくて検索をかけていらっしゃるのでしょうが、そんなことをしても正確な情報は得られません。

他人に指導してもらうと悪い情報が流れやすい

私のように指導することを仕事にしている人に対するネット上の情報は、基本的に悪い情報が優先的に流れます。理由がお分かりでしょうか？

それは、他人に指導されて上手く行かない場合があると、その指導した人を批判したいからです。
例えば、100人のうち80人に効果があったとすると20人に効果がないわけです。

他人に指導されて良くなった80人の人は、それで満足なので特に評判等の投稿はしません。する人がいてもとても少ない上に積極的には言いません。第三者に聞かれても「薬で治した」なんていう人もいるくらいです。

ところが、上手くいかなかった20人の人は、かなりの確率で「悪意」の投稿をします。それも積極的です。ネット上のことは、2chに代表される掲示板や口コミサイトは基本的に匿名なので、さらに悪意の投稿になりやすいんのです。

これはあくまでの他人に指導してもらった時のことです。

ご自身の判断で情報を集めて取り組んだ場合

ご自身が情報を集めて取り組んだ場合は、良い結果に結びつたと感じると、すぐにでも投稿したがります。誰だって自己顕示欲がありますから、自分で考えたことで上手く行けば投稿したいですよね。

特に、ケアを始めてすぐに効果に繋がったと感じた人は、すぐにネット上の掲示板や口コミサイトに「善意」の投稿します。同じ人が同じケアを続けて取り組んで悪化した場合には「悪意」の投稿はしません。

誰だって、一度「善意」の投稿をしたら、後で間違いを認めるような投稿はしたくないからです。自分を否定するような投稿になるから、当然と言えば当然です。

この「善意」の投稿の元になっているのが、世間一般に信じられている育毛の効果や効果の出方なんですね。

ご自分の意志で取り組んだ結果一般的に信じられている育毛の効果が出てきたら、「効果が出てきた、この方法・商品は良いですよ」と投稿したくなるわけです。

ところが、その世間一般に信じられている育毛の効果は、続ければ続けるほど毛を無くしていく効果であったり、全く毛が増えるとは関係のない効果だったりするので、「善意」の投稿を信じると痛い目に会うことがほとんどなのです。

その世間一般的な常識とは、以下ではないでしょうか？

頭皮を清潔にしなければならない

毛穴に詰まっている皮脂を取らないといけない

抜け毛を減らすことが育毛に役立つ

発毛させれば毛が増えるようになる

効果のある育毛剤があれば毛が増える

フィナステリド（プロペシア）とミノキシジル（リアップ等）が一番効果的だ

実は、これらって言うのは、私のところにご相談にいらっしゃる方々が信じていた常識なのです。
これらでは、毛が増えないと悟ってからご相談にいらっしゃるのです。

たぶん、上記のような常識に取り組んで上手く行かなかったら、「どうせ駄目なんだ」と悟ってしまい、あきらめてしまう人がとても多いだろう、と感じますね。

今回は、あくまでも私がご相談を承ったり、ネット上の掲示板らしきものを見ていて感じることです。
ただ、上述しているような世間一般に信じられている常識は、現実・事実からすると全く駄目な場合がほとんどで、後々でとても苦労するような状態になりやすいのです。

1人1人のことを書いているのではなく大きな傾向として書いているので、個別には少々異なることがあるかもしれません。