育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



抜け毛については、「気にする必要はない」とか「抜け毛と薄毛は関係ない」と言っても、100人いれば100人が気にしています。

どうしてでしょう?
私も自分の抜け毛が気になることがありますから、普通の人なら当然と言えば当然かなぁ?っと・・・。

自分が薄毛でない時なんかは、自分の毛が何本程度抜けているのかなんて誰も気にしません。

薄くなってきた時や毛に元気が無くなってきた時・ボリウムが減ったと感じた時・何か今までと違うなあと感じる時・いきなり急激に毛が抜けた時になって、始めて抜け毛を気にし始めます。

そして、あくまでも感覚的に気になり始める頃よりも、すぐ以前の抜け毛の本数と比べて多い少ないと判断しているわけです。

以下は、シャンプー時に感じる抜け毛の本数です。

3月4月になって抜け毛が増えた増えたと騒いでみても、20本~30本程度抜けていたものが、40本~60本程度抜けるようになったくらいでは普通です。ところが、多くの薄くなっていく人は、この季節になって20本~30本くらいの抜け毛が10本未満に減ると喜んで安心するわけです。が、この方が異常で非常に危ない前兆になってきますね。

だって、増える方が自然で減る方は自然じゃないでしょう?分かりますか?

こうなってくると、たぶん1年通して抜け毛の本数は少ないままで推移することが多くなるので、ほとんどの人は抜け毛のことを忘れてしまいます。すると、しばらくしてから、今度は急激に抜け毛が増えて異常な脱毛になって急激に薄くなっていくか、反対に抜け毛は少ないままでジワリジワリと薄くなっていくか、のいずれかになっていきます。

抜け毛が減るとか増えるとか言うのは、良いとか悪いとかではなく、あくまでも生まれ変わっている毛が多いのか少ないのかの現象でしかないのです。

これで言い悪いの判断をする方がおかしいと言えますね。

特定の一時点で見るにしても、「何を」「どこを」基準にして見るかにより多いのか少ないのかが変わってきますし、その人本来の抜け毛がどの程度なのかによっても多いのか少ないのかが変わってきます。

「減ったからどうなの?」
「増えたからどうなの?」
と聞きたくなります。

世間一般で言う抜け毛の多い少ないは、基準がはっきりしないので、非常に抽象的であいまいで何の判断もできないことが多いのです。

先日も、「昨年8月頃に抜け毛が多かった。多かったが9月に育毛サロンに行ってケアをしたら、10月頃に抜け毛が減った。でも4月5月になったらまた抜け毛が増えてきたので不安になっています」と言う相談がありました。

私は、「今見た目が薄くないのなら、その抜け毛の変遷は異常でもなんでもなく、普通です。高価な費用をサロンにお支払いになったと思いますが、サロンに行かなくても抜け毛は減っていたと言えますし、サロンを止めようが続けようが4月5月には抜け毛は増えていたと言えますよ」とお答えしました。

特にこの女性は、まだまだ20歳前後と非常に若いのですから、抜け毛が増えてもおかしくない上に、減ったり増えたりするサイクルも激しい年代ですから、髪に何の変化もないのに、いろんなことをする必要はないのです。

抜け毛のことばかり気にしていても、何の解決にもなりませんね。

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