やっぱり食習慣が薄毛の原因になっている

【一つだけが薄毛の原因ではない】

先日ご相談にいらっしゃった人は、何年もの間、3食コンビニ弁当・サンドイッチ・ファストフード・カップ麺ばかりを摂っていたそうです。

そしたら、段々とつむじ周辺が透けるようになり、今は生え際が後退していると訴えていらっしゃいました。

実際に拝見し触らせて頂くと、後頭部や側頭部は剛毛に近いのに、つむじと頭頂部の毛は細くて軟毛化していて、生え際が3センチ程度後退していました。

でも、問題と思われたのは、食習慣だけでなくお使いになっていたシャンプーにも大きな問題がありました。だから、この方の薄毛の大きな原因と問題点は食習慣と長年使っていたシャンプーにありました。

もう一つ隠れた原因があります。体質だから変えることは出来ませんが、食習慣とシャンプーが原因になる為の隠れた習慣があるのです。

【皮脂の分泌量が少ない】

元来、この方は皮脂の分泌量が少ないのに、拙著「髪は増える！」お求め後に湯シャンを1年くらい続けているとおしゃっていました。すると、最初脂っぽいと思っていたのに湯シャンを続けて1か月もすると、脂っぽくなくなったと言います。

と言うことは、元々皮脂の分泌能力が弱いタイプだったのですから、使っていたシャンプーの脂を取る作用が強かった為に皮脂の分泌量が増えていたのですね。

そのシャンプーが、トニックシャンプーです。以前、このブログでもトニックシャンプーは薄毛の原因になる旨書いたことがありますが、この方もそうなっていました。

【皮脂の質が悪くなる】

皮脂の分泌量が増えていたところに、食習慣が悪くなったことが影響して、皮脂の質が悪くなってしまったのでしょう。いわゆる過酸化脂質化しやすい皮脂が分泌されるようになったのです。

だから、弱りやすい頭皮をシャンプーで弱めて、弱めた頭皮に分泌される皮脂の質が悪いものだから、さらに頭皮が弱ってしまったのですね。

結果、血行が悪くなり、毛が本来のものに生育しなくなってしまったのです。今毛が細く軟毛化して、成長しない細くて1センチ2センチ程度の毛がたくさん抜けていました。

こうなってしまっては、先がありません。今ちゃんとケアに取り組まないと毛が無くなってしまうギリギリ限界点に来ていますね。

こうなってしまう前に、食習慣等から見直して下さいませ。
拙著「髪は増える！」が参考になると思いますよ。

今週のユーチューブ

• 薄毛なのに脱毛症を効果を望むと毛を無くす


• 毛に元気が無くなったら脱毛症ではなく薄毛のケアを


• 脂漏性湿疹皮膚炎の脱毛症

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