これは、女性の薄毛や若い男性でも気弱な人の薄毛に多いのだが、気の滞りがきっかけになっていたり、原因の一つになっている場合があります。
先日いらっしゃった女性がそうでしたご相談内容をお聞きしていると、この女性の問題点は、「気の滞り」にあり、結果的に薄毛だけでなく体の他の不調の原因にもなっているようでした。
病院で調べても異常なしこう言った場合に、多くの人は婦人科や病院で原因を調べようとするのですが、病院の検査では原因は出てこないのです。理由は簡単です。気が滞るのは、体のどこかに原因があってのものではなく、環境や生活の条件・心の捉え方が影響しているからです。
抜け毛を調べると男性型脱毛症?と言われたこの女性、他の有名な育毛サロンにも無料のお試しに行ったらしいけど、その時の毛髪の検査では、「女子の男性型脱毛症だ」と出たらしい。「だから、皮脂が多くて詰って抜けて、生えてきていないのだから、皮脂を取るケアを行わないと、大変なことになる」と驚かされたらしい。
いい加減な検査だなと思う私は、検査なんてしないけど、どうもこの有名なサロンは『男性ホル→皮脂の分泌増加』と『皮脂の分泌増加→男性ホルモン』を同列に考えていて、毛根を調べて、皮脂の増加による抜け毛があれば、男性型脱毛症と判断しているフシがある。怖いことだ。
男性ホルモンと関係なかったこの女性のお話を詳しくお聞きしたところ、皮脂が多いように感じているのは、多いからではなく、皮脂が粘っているから髪がべた付いて多いように感じているだけで、マイクロスコープで見て詰っているように見えるのも、そのような皮脂になっていたからだと判明。
気の滞りとケアの影響このような皮脂になってきていたのは、気の滞りと今までしてきたヘアケアの影響が大きく、決して男性ホルモンの影響なんかではないのです。現に、この女性の生理は正常ですし、お仕事も表情も男性のようになるものではないので、男性型脱毛症なんてウソもいいところだと言えますね。
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