育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



今毛のない生え際のM字に後退したところに生やしたいのです

ご相談を承っていると、一番多いのがこれ。「今生えていないところに毛を生やしたい」とか「今なんとかできなければ意味がないのです」とか「今なんとかしたい」とか、今今今・・・とおっしゃる人が本当に多いですね。

先日も、「今M字に後退している生え際=毛のない部位に毛を生やしたいのです。ここに生えて戻らないなら、お金を使う気はありません」と。
それで、どんな状態なのか分かるようにお写真を送って頂きました。すると案の定、片岡鶴太郎さん並みに生え際がM字に後退しているではありませんか?

お話をお聞きすると15年以上前から、ゆっくりと進行して今の状態になったそうです。

今薄いのは何年も前からの結果、結果は過去のものだから変えられない

「今、生え際が後退している」とか「今、薄くなっている」のは、何年も前からやってきたことや使ってきたもの、生活習慣の結果が出ているのです。要は過去のことが表面化している状態なので変えられません。

生え際のM字に後退して、毛の無くなっているところは、毛の太さも寿命もゼロになっちゃっているので、戻ることはないのです。人間の体のことなので、100%戻らないか?と言えばそうではありませんが、ツルツル頭の頭皮に毛が戻らないと同じです。

ところが、全部の毛が無くなっているのではなく、M字にはなっていても、比較的太くてしっかりしている毛の部位もあり、その周囲には細くて弱々しい毛の部位が少し広がっていることが多いので、ここの部位を守ることを優先しないと、おのずと弱々しい毛の部位が毛の無い部位に移行していくようになり、ハゲの部位が広がります。

未来の毛が育つようになると、今毛のない生え際の後退部にも少しは影響が及ぶ

弱々しい毛の未来は、さらに弱々しくなっていきますが(放っておけば必ずハゲるのです)、反対にしっかりする毛に生まれ変わるようになれば(少なくてもハゲは防げる)、今毛のない生え際の部位の際にも少しは毛が戻る可能性が高まります。

ハゲることを防げるようになることで、難しい部位の可能性が高まるものなのです。

ところが、今今今と、毛のないところに発毛させようとか、弱々しい毛を何とかしようと考えている限り、毛のない部位が広がることは目に見えています。理由は簡単、結果を変えることが出来ないから。

薬を飲むとかして、今なんとかしようとし始めると、未来の毛が無くなる可能性が非常に高まります。これも理由は簡単、かなり心身に負担をかけるから。

文章で書くと少しややっこしいですが、この理屈を分かってほしいですね。

ってなことを、今回のご相談者には助言しましたが、ご理解頂けないようでした。ま、あと10年もすれば、今ある毛もなくなるので確実にハゲてしまい、後悔するだけになるは思います。
長い年月をかけて、それも毛を無くすようなケアをしてきた結果毛が無くなってきているのですから、このまま続ければ今残っている毛が無くなっていく可能性が非常に高いのに気づいてほしいですね。
発毛して毛が増えると思っていたり、抜け毛が減れば良いと思っている限り、長い目で見るとハゲるのです。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 心身に余裕を... ニキビ(にき... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。