フィナステリドやデュタステリドを飲み始めた方に初期脱毛に悩まされる方が多いようですね。時折「Yahoo!知恵袋」なんかのQ&Aサイトで、そんな相談が投稿されているのを見るので、ちょっと不思議に思っています。
【なぜ初期脱毛するのか?】
フィナステリドを飲んだら初期脱毛するものだと思っている方は、なぜ初期脱毛するのか?予測したことがあるのでしょうか?単に、「フィナステリドを飲んだら初期脱毛することがあるものだ」と思い込んでいないでしょうか?
このブログは誰が見ているか分からないので、ここでは「なぜ初期脱毛するのか?」につていの詳細は記述しません。一つ言えることは「薄毛の進行が始まっているからだ」と言うことです。
ご相談を受けていての予測なります。フィナステリド等の飲用薬を飲んで初期脱毛している方で、薬飲用とは関係なく薄毛になっていく確率は7~8割前後くらいじゃないか?
当然フィナステリドを飲んでも初期脱毛しない人はいます。そんな方が薬飲用とは関係なく薄毛になっていく可能性は2割前後くらいじゃないか?
前者は薄毛になる原因を抱え薄毛の進行が始まっていると言え、後者は薄毛になる原因を抱えていなくて薄毛の進行が始まっていないと言えますね。
【初期脱毛は悪いことか?】
私は、薄毛になりかけている人や薄毛になっている人は、誰でもケアの最初の頃は抜け毛が増えるものなので、初期脱毛なんて言う造語を聞いた時は、「薄毛の進行と毛の生え替わり」に関して知らない人が多いのだな?って思っていました。
誰でも毛は抜けるものですし、総本数を維持するなら、それだけの生え替わる抜け毛が必要ですからね。
抜け毛が増えることが悪いことだと思っている人が多いので、抜け毛を減らす為に薬を飲んでいるのに、飲み始めたら抜け毛が増えるのはおかしいじゃないのか?と不思議に感じる人が多いのです。
その「おかしい」と感じる人を安心させる為に作られた造語が、初期脱毛と言う言葉なんだろうと思います。この言葉を作った人は素晴らしい。
でもね。そんな言葉で誤魔化すのじゃなく、「抜けるのは当たり前じゃないか!」って言えないところに、育毛業界の闇があります。
【問題は初期脱毛じゃない】
フィナステリドの飲み始めに抜け毛が増えることがあるのは、何の問題でもないのです。簡単に言ってしまえば、髪の毛は抜けるものだからです。
平常のご自身の髪の毛の総量を維持するだけの抜け毛がどの程度なのか分かっている人はいないと思います。
通常薄毛が目に見えて発症する頃には、抜け毛が減っていることがあり(総本数を維持できないくらいに減っているから、抜けずに刺さっている毛が増えている)、その為減っている抜け毛の本数が正常だと思っている人が多いのです。
初期脱毛じゃなく、抜けずに刺さっている毛が増えていることの方が問題で、総本数を維持できないくらいの頭皮になっているのが問題なんですね。
こんなことを考えたことがある人っていないと思います。
【薄毛の原因を決めつける危険性】
DHT(ジヒドロテストステロン)が問題だから、初期脱毛が起きるのかどうかは知りませんが、そう思っている人もいるでしょう。
DHTだけが薄毛とハゲの原因だと決め付けることの方が問題です。初期脱毛が起こるには、他にも色々原因があり、それが本当の薄毛の原因だったりするからです。
先日、「この方はホルモンの影響が強いかもしれないな?(所謂、初期脱毛はありましたよ)」と思っていた方に、食習慣を助言して実践して下さった方の場合、3か月後にご来室下さった時に拝見すると明らかに髪の毛の本数が増えていました(DHTだけが薄毛・ハゲの原因ではない証拠)。
【DHT(ジヒドロテストステロン)以外にもある】
DHT(ジヒドロテストステロン)以外にも薄毛・ハゲの原因があります。その為、DHT(ジヒドロテストステロン)に対する為に、フィナステリドやデュタステリドに頼る方法を採っていると効かなくなった場合には髪の毛が無くなるしかありません。
もっと強い薬が必要になり、もっと強い薬が必要になり、最後には使える薬がなくなり髪の毛が無くなるだけで済めば良いですが、体自体を壊してしまう結果になることもあります。
私自身は髪の毛が無くなりかけても、薬の飲用だけはせず、坊主頭にするつもりでいます。
フィナステリド・デュタステリド・大量の食品添加物・残留農薬(輸入小麦・輸入大豆等)・mRNAワクチンと、いろんな化学薬品を体内に大量に入れて、あなたの体やあなたの子孫に悪影響を与えることはないのでしょうか?すごく心配になります。