風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

嬉野温泉ドーベルでライブ

2011年04月16日 23時57分11秒 | 風竿の音楽夜話

最近の武雄はライブ・ラッシュなんである。

これも温泉deビートルズ効果なのだろうか・・・・。

音楽の溢れる街へとの想いが少しづつ広がっている。

昨日は木原慶吾とスピリッツのライブがINPUTで・・・・。

研修があっていた温泉ハイツで木原さんとバッタリ・・・・。

実は彼とは同級生なのだ。

今日はBUZZとSWINGのライブがデイア・ジョンで・・・・。

私のランチ処デイア・ジョンも、最近はすっかりライブ喫茶に様変わりしたようだ。

それはそれで良いことなのだが、マスターの気の使いようは傍目でも可愛そうなくらい・・・・・。

 

そして明日は嬉野温泉のドーベルで我がバンド「実年探偵団」のライブなんである。

今日のライブはまずまずの内容だったのだが、

生憎、わがひぜしん職員向け二日間の「地獄の研修」の余波で体調不良・・・・。

きつくて音楽に触れても体が全然反応しないんである。

音楽はやはり聴くよりかは演るもの。

明日はせいぜい頑張らねばと思いつつ、今夜は早めにやすむこととしようっと・・・・。

 

 


リトル・ダイナマイト

2011年04月14日 23時59分59秒 | 風竿の音楽夜話

 

その頃はまだ小学生で、幼く意味も判らずにいた。

ブレンダ・リーの愛称のこと。

「リトルダイナマイト」と呼ばれていた、彼女のパワフルで哀愁を帯びた声のこと。

従兄弟の家の二階で聴かせて貰ったアメリカの音楽のこと。

「想い出のサンフランシスコ」や「この世の果てまで」も彼女のLPで聴いたこと。


 

そして・・・・・

母が亡くなって、この先自分の人格形成にどれだけ影響があるのかということ。

父が若くして亡くなること。

姉のように慕っていた従姉の雅子姉ちゃんが亡くなること。

大切な友人が亡くなること。

さらに・・・・。

還暦を迎える記念すべき年に、信じられない未曾有の大震災が日本を襲うこと。

 

幼いということのみならず、人生は実に判らぬことだらけである。

 

 


地獄の宿泊研修会

2011年04月13日 23時46分59秒 | 風竿日記

いよいよ今年も鬼の宿泊研修の機会がやってきた。

15日金曜日のお昼から翌日のお昼まで、みっちりと若手職員の皆さんと合宿なんである。

鬼の研修というからには、約一匹の鬼がてぐすねを引いているのだ。

 

そもそもこの研修は7年前にスタートしたもの。

本音で語り合い、組織の風通しを良くするためと

若い人たちの自助力(セルフモチベーション)を高めるためのプログラム。

すべて自前の研修として、それなりに無い知恵を絞りだしたもの。

テーマは与えるのだが、問題を解くのはすべて自分達で行わねばならない。

基調講演の後は分科会に別れ、テーマに沿って階層別のスクーリングと共同研究へと導かれていく。

夜の10時以降は大人の時間故に、寮長は飲酒を干渉しないことにしているので、

お酒が入ると、本音の議論の呼び水になるんである。

ということで、共同研究が本格的に始まるのは夜中になるというのが常・・・・。

その頃になってやっと、伯仲した本音の議論が始まるのだ。

本音で語ることこそが、セルフモチベーションの必要充分条件となる。

ベテラン役職員がオブザーバーで参加するのだが、一切見守るだけ・・・・。

「自分達でやる・やらせる」というのが、この研修の基本なのだ。

必ず各部屋を回って、焼酎を呑みながら若手の職員の話を丁寧に拝聴して回って、

寝るのは決まって明け方の4時位になる。翌朝は7時からラジオ体操なのに・・・・。

老骨の身としてはかなりきついのだが、使命感にかられてお付き合いをしている。

一昼夜びっしりと信用金庫とは何か、仕事とは何かを考えてもらい、最後はグループごとに共同研究の成果を発表してもらう。

課題は、すべての戦略のベースにお客様を置いてモノを考えることにしているところがミソ。

最後には「ひぜしん」のイメージソング「プロペラ」を大合唱して・・・・・。

研修が終わると一人一人が役員と固い握手をして散会。

今年はどんなドラマが生まれ、本音を導き出し、信金マンとしての若い彼らの柔軟な発想に点火できるのだろうか・・・・・。

コーディネーターとしては今から武者震いが止まらぬ心境なんである。

そんな私は本当に鬼なんであろうか・・・・。

 

 

 

 


シバザクラのこと

2011年04月12日 23時59分59秒 | 花の日記帳

 

この時期の朝夕の通勤路、実は通るのをとても楽しみにしている場所がある。

車を脇に止めて、毎朝しばらく眺めては、至福の時をしばし・・・・。

それは、多少はくたびれたが、花も恥じらうおじさんの証なのか

はたまた、単なる少女趣味と云うべきか・・・・・・。

百花繚乱、美しい花々がゴマンと一斉に開花する佳い季節にあって、

とりわけ私はこの花が好きだ。

地面に這いつくばるように咲き、仲間を大切にするこの花が好きだ。

           

少しの意見の差はあれ、狭い地域社会というものは、お互いを慮り、

攻撃型というよりかは、調整型で、皆のいいパワーを結集して

扶け合い、群生していかねばならないのだと思う。

 

二人枠に、二番目で当選されたお方が、

「これでいい、実はこれが良かった。」とにっこり・・・・・。

「これでいがみ合わんで良かろうが・・・・。」と片眼を瞑って笑われた。

「芝桜」のような人・・・・。

多少くたびれたおじさんなのだが、心にうつくしい花を咲かせている

春なお、冷たい風が吹いていても

ここを通ればなぜかしら

「ほっ・・・。」

とするようなシバザクラが咲いている小路

武雄もそんな街になればいいのに


2011年04月11日 23時59分59秒 | 花の日記帳

弟みたいに思っていたある親しい友人は、桜の花びらの舞い散るゴルフ場で、

ポツリと

「来年の桜も観れるやろうか・・・・。」

と呟いた。

       

彼をして唸らせる・・・・それほど鮮やかな、命の息吹を感じさせるほどの、

ゴルフ場の斜面一面を覆いつくす見事な桜花であったのだ。

 

そして、翌年、彼の秘かな願いは叶わなかった。

それからというもの、桜の満開を観るにつけ、彼の何気なく呟いた言葉が

耳の奥底から聴こえてくるようになってしまった。

そんな耳鳴りの季節が゛今年もやってきた。

華やいだ気持ちには、到底なれなくなってしまったんである。

       

春になれば当たり前のように巡ってくる桜の満開の美しさ。

齢を重ねる毎に、その見事さゆえに、感慨もまた深くなる。

人生の秋ともいえる私たちにとっては、一年一年が勝負ということも言えるんである。

       

東北の大震災による犠牲者の皆さんも、

待ち遠しい春がもうそこまで来ていて、

きっと今年の桜の開花を楽しみにされていたことであろう。

残酷である。

無常である。

 

そんな私の思いをよそに、

今日も桜の花びらは、風に身を任せつつ

ただ散っていくのである。

 

 

 

 


新年度決起大会・結婚式・ジャズライブ

2011年04月10日 23時59分59秒 | 風竿の信用金庫は頑張るのだ

9日土曜日はわが「九州ひぜん信用金庫」の立志の日

4月11日の創立記念日を祝う意味もあって開催していたものが、今年からは新年度の総決起大会へと装いを新たにした。

旧きしま信用金庫ならば創立60周年という記念すべき会であったのである。

そもそも志とは、我欲や大欲を取り払った、無私の思いを云うのであって、広く世間様のお役に立つということを心に刻むべきことなのだ。

その意味で、私達は地域金融機関として、どう地域社会にお役に立っていくのかという思いを、真摯に確認しあった有意義な会であった。

210名の役職員故に、会場を武雄市文化会館大ホールで行うこととなったが、立派な会場に相応しく、厳粛で極めて素晴らしい立志の日となったように思う。

会の冒頭、東日本大震災の犠牲者のご冥福を祈り全員で黙祷を捧げた。

役職員の仕事上の価値観の共有とベクトルの統一をパワーポイントで要約化して語りかけたのだが、悪い癖で、つい熱くなってしまった私である。

昼からはお取引先のご令嬢の結婚式で福岡市のホテルオークラへ・・・・。

招待客400人と言うビッグな結婚披露宴。

ここでも新郎の音頭で披露宴の冒頭、震災の犠牲者に黙祷。

新婦の可愛く美しかったこと・・・・。

    

お祝いに理事長とおじさんデュエットの歌を捧げて、400人のお客様を唸らせた・・・・と回りの方々が賞賛して下さった。

多分に外交辞令なのだろうが、誉められたら悪い気はしない単純なおじさんデュエット「加齢奴」なのであった。

夜は武雄に帰りつくや、永島の三夜待の呑み会をキャンセルしてディアジョンでのジャズライブへ・・・・。

内田浩誠さんというジャズピアニストとMAYUMI さんというシンガーの極上のジャージーナイトを堪能。

ここでも冒頭、震災犠牲者に黙祷を捧げました。

さて、スペシャルゲストとして地元のジャズヴォーカリストMaikoさんも特別出演、3曲をご披露された。

アマチュアのレベルではないような歌声・・・・。

内田さんのピアノは素晴らしいの一言、

MAYUMIさんのヴォーカルも最高でありました。

やっぱしプロは違います・・・当たり前なのですが・・・。

ということで朝から予定がびっしりの充実した一日なのでありました。


フランク・シナトラ

2011年04月09日 23時59分14秒 | 風竿日記

 

ジョン・ウェインやフランク・シナトラが活躍していた頃のアメリカは、いい意味でお人好しのの国家であった。

隣人に善行を施すという慈善が社会に定着していたし、

事実、チャリティーやドネーションがアメリカ的な民主主義のイメージをさらに開かれた国家と言う代名詞を敷衍させていったのである。

私達は戦後自由の国アメリカに憧れ、ジーンズやコカコーラを受け入れ、ハリウッドの作り出す勧善懲悪思想のアメリカ映画に心を震わせたものである。

当時「9500万人のポピュラーリクエスト」というラジオ番組を毎週愉しみに聴いていた私。

ビートルズが出現する前はエルビス・プレスリーやコニーフランシス、ナット・キングコールにレイ・チャールス、ブラザーズフォアやフォー・シーズンズ、そしてブレンダ・リーなどが私のポピュラー音楽愛好の対象であった。

とりわけフランク・シナトラは、最もアメリカ的なシンガーで、映画スターとしてよりも私はポピュラーシンガーとしての彼に惹かれていた。

そんな彼が娘のナンシー・シナトラとデュエットしてヒットしたこの曲はとても大好きな曲。


「想い出のサンフランシスコ」や「夜のストレンジャー」などと共に、当時のアメリカの自由でお人好しの国と言う印象を今に伝える曲でもある。

残念ながらベトナム戦争以降、アメリカは戦略国家として徐々に資本力が政治をも牛耳ることとなり、軍需産業が裏で政権をコントロールするに至って、かってのお人好しの国からおせっかいの国へと様変わりをしていくことになる。

米ドルを世界の基軸通貨として君臨している以上、アメリカがクシャミをすると日本が風邪をひくという構造は避けられぬのであろうが、

「TOMODACHI作戦」を展開してくれているアメリカとは、かって核爆弾を日本に二発も落とした国家であったことを、今更に福島原発で苦しんでいる我が国は忘れてはならないと思う。

アメリカの音楽に洗脳されてはいるが、心はちゃんと日本人なのである。


Jazz でビートルズを

2011年04月07日 23時50分59秒 | 風竿の音楽夜話

 

4月9日土曜日は午後7時からと午後8時半から

川良セブンイレブン前のデイアジョンさんで

武雄では珍しい「Special Jazz Night」ライブが・・・

ヘレンメリルの日本公演でバックを務めたという内田浩誠さんのピアノと・・・・


九州ではちょっと知られたMayumiさんのヴォーカル

僕のMaimioというユニットのヴォーカル「Maiko」さんも友情出演

彼女のブログはここ

チケットは3000円です。私も少し預かっております。

 

温泉deビートルズに賛同されてビートルズの曲も演奏されることになっております。

是非遊びにおいで下さいませ・・・・。

 

さて、この曲は相方Maikoへの課題曲

ビートルズのTill There Was You


平成の遷都プラン

2011年04月06日 23時59分59秒 | 風竿日記

防災上のリスク管理の観点から、大都市への一極集中が議論されて久しいが

今回の大震災で、まったくそれが的を得た問題点であったことが、はっきりと露呈した。

つまりは政財界・行政などの一極集中による、或る種の効率性が、逆に大きなガバナンス上のリスクを随伴するということなのである。

都市機能の利便性と効率性は確かに否めないものではあろうが、

もし東京に大津波が押し寄せていたら、一体どうなっていたのだろうかと

私達は考えてみなくてはならないと思うのである。

政治の中核都市としては東京

経済の拠点は大阪などと、国家的なプロジェクトで100年の大計を築き上げることが

大震災の教訓であるのだと思う。

その意味では東京から日本を変えると云う、知事候補さん達の「思い上がり」に一太刀浴びせることもできる。

 

日本が国家的危機に陥った今回の大震災

復興と同時に、新しい長期的な国家プランを練り直すよすがとすることで、多くの犠牲者の魂は浮かばれるのであろう。

 情報伝達手段はリアルタイムとなった今こそ、本当の意味での地方分権がのぞまれる。


東日本復興支援 温泉deビートルズ音楽祭

2011年04月05日 23時24分21秒 | 風竿日記

大震災後すべてのお祭りごと、イベントが自粛ムードの中

観光地である武雄・嬉野の温泉旅館は深刻な事態を迎えているのをご存知だろうか。

復活の兆しがあった韓国からの観光客は軒並みキャンセル

好調だった中国からのお客様も、ピタリと客足が止まってしまったんである。

国内旅行はもとより・・・・・。

被災地のみなさんのことを思えば、

そんな気持ちになれないのは人情というものの、

これでは日本中が大震災に埋没してしまう。

そこで先日実行委員会を開催して話し合った結果、

「温泉deビートルズ」音楽祭は

断固として開催をすることにしました。

 

よくこのイベントのことがまとめてあるので、幻となってしまった「県民だより」の特集記事をご紹介しておきたいと思います。

そしてこの元気を東日本の被災地のビートルズが好きな皆さんに贈りたいと思います。

もちろん復興支援のチャリティーも行いたいと思います。

どうかご理解のホド・・・・・。

 

そして桜満開、花見をしましょう・・・・。

岩手からのメッセージを・・・・・・。

<!-- 被災地岩手から「お花見」のお願い【南部美人】 -->