風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

ただ、水が流れるがごとく

2013年03月19日 23時59分59秒 | 風竿日記

17日日曜日は、佐賀市の雷神というライブバーでビートルズバンドのライブをやらせて頂きました。

店内は満員の大盛況。ありがたいことでした。

声がガラガラでしたが、何とか30曲あまりを歌いました。

佐賀市内の友人にお知らせしていましたが、殆どの皆さんが駆けつけて頂き、オヤジバンドで恥ずかしながらも愉しくライブが出来ました。

心から、感謝に耐えません・・・・・。

音楽は本当に愉しいものです。

しかも一人より二人、二人より三人、三人より四人の方が楽しみが増えていきます。

そして四人の息がピタリと合った時に、背筋に戦慄が走るのです。

和音とアンサンブルの妙とでもいうのでしょうか・・・。

 

そして、18日月曜日は母の祥月命日でありました。

母が逝ってもう数え切れない時が経ちましたが、齢を重ねる度にその数少ない記憶は、益々鮮明になっていきます。

少し気恥かしい記憶ですが、私は耳掻きが大好きなのです。

それは母の膝の上に頭を寝せて、昔の黒い鬢止めの丸い部分で母が耳掻きをしてくれていたからなのでしょうか。

とても心地よく、今でも耳掻きをすると母の思い出がすぐに甦ります。

呼び合う魂とでもいうのでしょうか。

母は遠い黄泉の国から、今でも私に信号を送り続けてくれているような気がしてなりません。

もう没後53年が経ったのに・・・・。

白いフリージャを墓前に供えて母の冥福を静かに祈りました。

最近は少しづつ枯れてきたのか、あまり欲がなくなってきました。

食欲と音楽に対する想いはそこそこなのですが、その他の欲はかってのほどではありません。

行雲流水・・・・ただ、水の流れるが如く、まわりから苦にもされずに生きていかねばと思わされています。

たとえチョロチョロと流れる水でも、一滴の水は大河の一滴であります。

遠いところにいる母の命日に、ひそかにそう打電しました。

今日は生憎の雨ですが、これから佐賀県企業対抗ゴルフコンペに出かけるところです。

足を引っ張らぬように頑張ってまいります。

いいスコアで回りたいなあ・・・・とつい・・・、あらら欲が出てる。

 

 


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2 コメント

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黒い髪止めの丸い部分 (馬場)
2013-03-21 09:38:04
思い出します。ばーちゃんっ子だった私。料亭を女一人で切り盛りしていた、ばあちゃんにやってもらっていました。日曜日は【 I Saw Her Standing There 】 バックバンドで参加させて頂き、とてもいいステージ経験に。大阪で社内バンドに加入してましたが、リーダーがカントリー&W系だったため、Beatlesフェチは私とベースのみ。ベースは岡ちゃんみたいに唄えない。最悪でした。定年退職記念に念願のリッケン買って40年ぶりに帰佐し、悩んでました。尾形さんとの出会いは偶然か必然か。欲と煩悩と平常心のバランス感覚。凡人には難しいです。
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人生は必然の連続 (馬場さま)
2013-03-21 23:40:07
人は、出会うべき人に必ず出会う、それは一瞬早からず、遅からず
という哲学者森信三先生の言葉がございます。馬場さまとの出会いも何か意味があるように思います。
これからもまだまだ発展途上人たる私達、仲良くやっていきましょう。
感謝
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