今日の信用金庫新聞の論壇に私の拙文が掲載されました。
いままでに業界紙には5回ほど投稿依頼を頂きまして、それはそれでとても名誉なことなのでございます。
今回は「喜びと笑顔の種を蒔こう」という表題
大まかな論点は・・・・
厳しさの度合いを増す日本経済と、疲弊を通り越した地方経済の閉塞感の中、大学新卒者の4割が就職先未定という現状を踏まえて、お客様の最も近いところに存在する信用金庫の役割と社会的使命は、益々重くなってきている。
今こそ信用金庫が誕生した60年前の原点に立ち還り、経済的弱者の灯台役を果たしていこう。
そのためには、戦略の不毛があってはならないのだ。
きちんと戦略を構築していくことは勿論、
その分母にお客様を見据えていくことが肝要であるし、
それを信用金庫魂として、次代を担う若き信用金庫マンに、
このスピリッツを継承させていくことで、
わが国独自の金融文化ともいえる「信用金庫制度」をきちんと守っていくことにも繋がるのである。
9月の始めから東京ビジネスサミット2010に出かけたが、全国各地から400を超える元気印の中小企業が軒を連ねて出展して頑張っておられた。
ここに視察に伺うたびにこちらが逆に元気を貰う。
そして日本全国の信用金庫も多く出展サポートをしていて、それがとても嬉しかった。そして多くの信用金庫の同志から暖かい声をかけて頂いたのも格別の喜びであった。
直接儲からないことは絶対にやろうとはしないメガバンクや地銀とは違って、信用金庫はその地域の土や人と同化して、どんなに厳しい時代であろうと踏ん張って頑張っている。
それは私達は植物であるからなのだ。
この地域でしっかりと根を張って生きていくしかないのだから。
その意味からは合併して大きくなることが信用金庫ではない。
今春、信用金庫業界のイメージキャラクターとして大活躍している石川遼君のお父様、石川勝美さまの講演会を実施したが、氏は今も埼玉懸信用金庫の列記とした職員さん。
今をときめく石川遼君の話しに終始されるかと思いきや、信用金庫のことを熱くお話になってとても感激した。
ここにも信用金庫魂を守る本物の信金マンがいたのだ。
などというお話を書いています。
しばらくお待ちくださいませませ。
佐賀信金にいらっしゃればどこのお店にもある筈なのですが・・・そこまでして読むものでもありませんし・・・・。