風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

温泉の街に暮らしている

2014年01月04日 23時59分34秒 | 風竿日記

まあ、よくよく考え思い見るに・・・・

武雄温泉

嬉野温泉に挟まれて暮らしているんである。

泉質はそれぞれに違う、古くから開かれた温泉に、車で10分もあれば着いてしまう。

どの温泉も立ち寄り湯大歓迎して下さるのだから、何とも贅沢というか有難いことである。

ということで、夫婦で

「今日は温泉に行くか?」

ということになるんである。

殊にこの嬉野温泉「大正屋」は素晴らしいことこの上ない。

もし私が温泉旅館の風呂番を任せられたならば、日本一の風呂にしようと、あれこれ思いを巡らすだろう。

たかが風呂だけれど、人間が一日に一回は訪れる場所でもある。

そうならば、一度来たら、

「参りました・・・もうここまでおもてなしをしてくれるのか。たかがお風呂だと思っていたけど、今日は感動しましたよ・・・・。本当に!!!

とお客様を唸らせたいものだと野心を抱くであろう。

そんな気持ちで自分を日本一の風呂番に置き換えてみると、

普段当たり前のように入浴している普通の温泉風呂が、違う観点から見えてくるから面白いものである。

そんな野心的な眼で見回した今夜の大正屋のお風呂

掃除が行き届いているのは、お客様をお迎えするに当然の条件

風呂の中の石鹸・シャンプー・髭剃りがきちんと整えてあるのも当然

しかし、お風呂が混んだ後は、これが散らかったりするのも当然

ここが大正屋さんの違うところ。

風呂番さんが定期的にしかも頻繁に見回りしてくれているのだ。

然も1時間に一回は、お風呂の温度も計っているのだ。

バスタオルはカラカラに乾いた清潔なものが出てくるし

必ず「ごゆっくりどうぞ・・・・・。」という言葉が添えられる。

ゆっくりと大浴場の湯船に浸かった後は・・・・

広い脱衣場で身体を整え

待合室に座ると・・・・もう脱帽というか・・・・参りました・・・・降参というか

桜うめ昆布茶まで無料で出てくるんである。

係りの女性が「お疲れ様でした・・・・。」と運んでくれるのだ。

いやはや・・・・何とも・・・・・。

ホスピタリティーという言葉があるが

この何気ないサービスを当たり前のように、普通に出来るということは、この老舗旅館が、いかに普段から接客ということに対して正面から、全社を挙げて取り組んでいるかということの表れであろう。

大正屋さんに学んだ、俄か風呂番の私でありました。

感動の立ち寄り湯の紀、これは私達の信用金庫にも通じるサムシングでもありました。

大正屋さま心より感謝です。

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿