まるで西南大学のようなチャペルは佐賀市内のマリトピアの中
おごそかな緊張感の中で賛美歌がハープとオルガンの伴奏で歌われる。とても素晴らしい音楽的な素養のソプラノの歌い手さんは、専属の方らしい。
音楽大好き人間としてはそちらの方に素直に感動してしまう。
やがて神父は結婚の意志をお互いに確認する。
ここで映画「卒業」ならばダスティンホフマンが現れて花嫁を奪い去ってしまうんであるが、そんなことは起こらなかった。
マモちゃん良かったね・・・・。
「汝、マモちゃんは生涯久美ちゃんを永遠の伴侶と定め、病める時も健やかなる時も、雨の降る日も雪の夜も、日照りの夏も、お金のない時も、車でぶつかって怪我をした時も、仕事の不振で業務部長から怒られた時も、終生この女を愛し続けることを誓いますか???????」神父のおだやかな問いかけ。
「はい!誓います・・・・。」
まもちゃんの緊張しながらも、きっぱり、はっきりした声が聖堂の中に響いた。
「神はこの結婚を認めました。神がお許しになったのですから、これから何人たりとも、この二人の愛を遮ることはできません。」
神父さんの祝福に続いて祝婚歌が高らかに歌われ、ここに二人は晴れて夫婦になったのである。
おめでとう・・・・良かったね。
新緑に彩られたいい天気の中で、二人は眩しいほどに輝いていました。
男と女は古来より二人で一人なのですね。
どうか生涯仲良く、そしてお幸せにと祈るばかりです。
大塚博堂という人が歌っていた。
人生に「たら・れば」はつきものですね。
後悔先に立たずです。
もう一度人生があれば・・・・
でもまた同じ道を歩むのだと思います。