武雄市若木町は静かな農村地域
そこにある若木ゴルフ倶楽部は、かって日本のゴルフ場百選の33位に選ばれた美しいゴルフ場である。
実は、どうでもいいことではあるが、このゴルフ場はかって10年ほどメンバーであったのだが、ハゲタカファンドに掠め取られた挙句に、新しい運営会社は高圧的で何度もムカつく目に遭ったりした。
そこで、法人会員たる都合と、年会費が高いのと、年に3回くらいしかここではプレーしないこともあって、会員権を処分して今は脱退している。
そんなことからこのゴルフ場に対する愛着は薄れていた。
しかし、地元でこんな素晴らしいトーナメントがあるなど、前代未聞の快挙と喜んではいたところ。
まあ、しかし10年ほどメンバーだったので、ここのコースはすべて知り尽くしているつもり。
初めて70台のスコアで回ったのもここであった。
そんな身近なゴルフ場で「Tポイントレディーストーナメント」が21日から
開催されている。
いわずと知れたJPGLAの公式トーナメントなんである。
これは田舎の5万人足らずの町には大変な快挙。
これも武雄市図書館の運営を委ねたカルチャーコンビニエンスクラブの力であろう。
懇意にしている大会社の会長様から、お前が行けとVIP招待券を頂戴したので、ゴルフ好きな妻の父と二人で観戦に行くことにした。
勿論選手の写真はご法度なので、遠めで携帯のカメラで収めたもの。
そこはご勘弁願いたい。
まあ雰囲気だけでも味わって頂ければと思います。
場内はこれが若木かと思うくらいに綺麗に整備されていた。
グリーンは超高速グリーンに
フェアウエイは勿論、バンカーも何もかもが素晴らしい仕上がり。
今の時期だけにラフは深くはなかったが、
高速グリーンにはプロの選手が
「速いのなんのって、パターは全部ビビリました・・・。」
と、ホールアウト語のレストランで話したほど・・・。
私のお目当ては森田理香子プロ、昨年の賞金王
それだけにギャラリーの数も多かった。
横峰さくらちゃんの組もまあまあ多かったけれど、彼女のフアンに対する態度はあまりよろしくない。
真の一流にはなれないだろうと思った。
その点森田理香子はさすがに周りにも気配りが出来ていた。
プロというのは賞金稼ぎでもあろうが、ゴルフの愉しさを教える役割もあるのだから、一流選手というのはギャラリーを楽しませるものだ。
技術では勿論のこと、立ち振る舞いも大切な技量なんである。
始まってすぐに、昨日2位だった森田理香子はトップに躍り出た。
さすが、私と同じ年である岡本綾子の弟子である彼女。明日もこの調子で頑張ってくれと祈っている。
この写真に写っている白テントがVIP観覧席
中はゆったりとしていて、気の利いた飲み物などが自由に飲める。
そこからの景色は特等席そのもの。
池を挟むので18番グリーンの臨場感は薄れるものの、気分は頗るよろしいんである。
こちらは9番のロング、私もその昔、2オンして初めてのイーグルを取ったことがある大好きなホールである。
最終日も抜群の天気で、また観戦に行きたかったのだが、長崎にライブ出張となっているのだ。
この大会、駐車場で苦労があった。
近くに大駐車場がなく、武雄市役所北方支所や山内中央公園グランドまで利用せざるを得ない状況に
ところがそこの場所が判らないという不満が多く聞かれた。
たしかに案内板が圧倒的に不足していた。このトーナメントは武雄の宝物として絶対に離してはならない。
これらの問題も初体験だから、ノウハウ化されていけばいい。
森田理香子の優勝を祈りつつ、まずは武雄で佐賀県初となるプロゴルフトーナメントの大成功に敬意を表したい。
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