風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

サイモンとガーファンクルは確かに沁みる

2013年02月22日 20時00分53秒 | 風竿日記

ビートルズに夢中になっていた中学生の頃、

実はもう一つ気になる音楽があった。

それはダスティンホフマン主演の映画「卒業」のテーマ曲にも使われた曲

「Sound of silence」

何て深く、何て心に沁み入る曲、そしてなんて素敵なハーモニーなんだろうと聴き入ったものだ。

     


精神性を漂わせる知的な歌詞と深いハーモニーの響き

当然大好きになって、当時は難しかった彼らのギターテクニックを、必死になってコピーしたものであった。

学生時代は福岡で暮らしていた私であるが、当時天神のセンターシネマの横にあったフォーク喫茶「照和」には、「ライラック」というデュオが絶品のS&Gを聴かせてくれていた。

その二人が、チューリップで心の旅を歌った姫野辰也と、武田鉄矢の海援隊のノッポのギタリスト千葉和臣である。

しかし、現在大川市に住む、山浦さんと堤さんは、本物さえ凌ぐというS&Gの完全コピーを演じてくれているのだ。

英語の発音から完璧を追求される徹底ぶりには頭が下がる。

しかも、単なるコピーという範疇を超えて、心に沁み入ってくるのである。

彼らは武雄のあらゆる場所でライブをやってくれたのであるが・・・・・、

このほど、私たちの兄貴分である、「ウイスキーハウス郷」の閉店イベントに訪れてくれた。

急なライブだったにも拘わらず、満席のオーディエンスで溢れた。

この「早く家に帰りたい」はその時の録画である。

お客様がうっとりと聴き惚れる素晴らしいライブであった。

この山浦さんは大川で「家具の三和」というこだわり家具の会社を経営されているお方なのだが、本当に素晴らしい人格のお方なのだ。

いつも物静かで、普段は純粋な大川弁を駆使して話すのだが、こと英語に関しては、Kings Englishなのが好対照。

相棒の堤さんはJAZZにも造詣が深く、ギターの腕前もプロ級だとのこと・・・・。

武雄市にある後楽園というラーメン店のチーフである祐さんにそっくり・・・・。

堤さんもまた、とても紳士でやさしいお方。

しかも二人ともイイ男なんであるのがニクイ。

まさに、いい才能が出会ったものだと思う。

 

 この日、サイモンとガーファンクルの往年の名曲をたくさん披露してくれたのだが、何度聴いても聴き足りないくらいで、アンコールが何度も・・・・

ライブが終わった後も、いい余韻がウイスキーハウス郷の店内を包み込んでいた。


彼らのユニットJPARKERSが親しく武雄に来るようになったきっかけは、スタジオINPUTの山下さんのおかげ・・・・・。

彼の地道な力で、武雄の音楽シーンはとても豊饒なものになった。

INPUTは開業してから22年、山下さんも還暦を迎えることになった。

彼に「武雄市文化功労章」を贈りたいと思っているのは私だけではないと思う。

こんな良質の音楽家を武雄に紹介してくれたのだからね。

そしてJPARKERSは今年の「温泉deビートルズ音楽祭」にも特別参加してくれることになった。

また秋が楽しみである。

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (山光)
2013-02-22 22:17:53
私にJ,PARKERSの事教えたのは
北村尚志です
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武雄市に (山みつさん)
2013-02-23 16:22:43
呼んだのは貴方です
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