風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

ひぜしんは職場結婚ラッシュ

2010年09月25日 23時59分59秒 | 風竿の信用金庫は頑張るのだ

今日はわが九州ひぜん信用金庫で出会ったカップルがゴール・インの目出度い日。

先週の佐世保に続いて、今週は武雄で職場結婚のカップルが誕生致しました。

ひぜしんは職場結婚ラッシュなんであります。これは企業にとってはとてもいいことだと思う。

 

とても明るくて愉しい結婚式でした。

終始笑いの絶えない結婚式は、そのまま新しい彼らの家庭に引き継がれることでありましょう。

昔の花嫁さんは終始うつむき加減だったのですが、平成の御世になってからは、とてもリラックスして、自由に自己表現するようになったと思います。いいことです。

大輔くんはポテンシャルの高い男、ひぜしん期待の星

来年1月には赤ちゃんが・・・・まことに同慶の至り。

大輔君・マミちゃんおめでとう。月並みですが・・・お幸せにね。

恋愛中は眼を開いて相手をしっかりと見る必要があるのですが、結婚したら片目をつぶること。

ひぜしんの若い職員さん達と一緒に居ると元気になります。

花嫁の父、実は僕のゴルフ仲間・呑み仲間なんです。

この日は彼の父親としての涙にフォーカスを絞っていたのですが、3回ほど込み上げていたようなのに、とうとう涙は見せずじまい。お主も武士じゃのぉ・・・・。

信金業界で日本一といわれるハーモニーを聞かせる理事長と私

というか一度結婚式で披露したら、毎回披露しないといけなくなってしまったのです。

曲名は「夏の終わりのハーモニー」

「ひぜしん」佐賀エリアの職員が大勢招待されました。皆元気一杯なんです。

先週も佐世保地区で似たようなスナップがありましたよね。

さて、会場にはエグザイルのメンバーがお祝いに駆けつけてくれておりました。

凄いでしょう・・・・。

 元横綱、朝青龍のビデオレターもご披露されました。大輔君とは親友なんだとか・・・・・。

何とも思い出に残る愉しい結婚式でした。

職員の結婚式というものは何度出席してもいいものです。

 

 

 


信用金庫新聞の論壇に

2010年09月17日 23時59分59秒 | 風竿の信用金庫は頑張るのだ

今日の信用金庫新聞の論壇に私の拙文が掲載されました。

いままでに業界紙には5回ほど投稿依頼を頂きまして、それはそれでとても名誉なことなのでございます。

今回は「喜びと笑顔の種を蒔こう」という表題

          

大まかな論点は・・・・

厳しさの度合いを増す日本経済と、疲弊を通り越した地方経済の閉塞感の中、大学新卒者の4割が就職先未定という現状を踏まえて、お客様の最も近いところに存在する信用金庫の役割と社会的使命は、益々重くなってきている。

今こそ信用金庫が誕生した60年前の原点に立ち還り、経済的弱者の灯台役を果たしていこう。

そのためには、戦略の不毛があってはならないのだ。

きちんと戦略を構築していくことは勿論、

その分母にお客様を見据えていくことが肝要であるし、

それを信用金庫魂として、次代を担う若き信用金庫マンに、

このスピリッツを継承させていくことで、

わが国独自の金融文化ともいえる「信用金庫制度」をきちんと守っていくことにも繋がるのである。

9月の始めから東京ビジネスサミット2010に出かけたが、全国各地から400を超える元気印の中小企業が軒を連ねて出展して頑張っておられた。

ここに視察に伺うたびにこちらが逆に元気を貰う。

そして日本全国の信用金庫も多く出展サポートをしていて、それがとても嬉しかった。そして多くの信用金庫の同志から暖かい声をかけて頂いたのも格別の喜びであった。

直接儲からないことは絶対にやろうとはしないメガバンクや地銀とは違って、信用金庫はその地域の土や人と同化して、どんなに厳しい時代であろうと踏ん張って頑張っている。

それは私達は植物であるからなのだ。

この地域でしっかりと根を張って生きていくしかないのだから。

その意味からは合併して大きくなることが信用金庫ではない。

今春、信用金庫業界のイメージキャラクターとして大活躍している石川遼君のお父様、石川勝美さまの講演会を実施したが、氏は今も埼玉懸信用金庫の列記とした職員さん。

今をときめく石川遼君の話しに終始されるかと思いきや、信用金庫のことを熱くお話になってとても感激した。

ここにも信用金庫魂を守る本物の信金マンがいたのだ。

 

などというお話を書いています。

 


嬉野信友会コンペにて

2010年09月14日 23時59分59秒 | 風竿の信用金庫は頑張るのだ

「お客様の小さな喜びを、私達の最大の喜びにしよう」

九州ひぜん信用金庫のクレドカードの中に一際大きく書き込んである、私達の最も大切な約束事。

この精神で色んなお客様とのふれ合いの機会を作り、直にお客様のお話を伺うというのがわが「ひぜしん」流なんである。

ということで年金旅行から囲碁大会、グランドゴルフ大会や磯釣り大会、経営者勉強会、講演会、ゴルフコンペなど各店毎に多彩な催しものを開催している私達ひぜしん。

全店合同のコンペなんぞは、200人近いお客様が参加されて、ゴルフ場は貸し切りという大イベントなんである。

猛暑でゴルフから意識的に遠ざかっていた私であるが、嬉野支店が開催している『嬉野信友会』に久しぶりに参加させて頂いた。

2か月ぶりにクラブを握ったのであるが、たった2か月でもプランクの大きさを実感した、とんでもないスコアになってしまった。

今までに出たことのないようなドライバーの球筋・・・・・。

いつからドローボール・ヒッターに変わってしまったのか・・・・。というくらいに自分のペースが掴めぬまま前半戦を終了、バックナインになってやっと自分のゴルフを取り戻すことができた。

 

(パワーヒッターの鹿島さん、さすが上級者、この日82のスコア)

しかしスコアはともかくとして、お客様との政治経済はもとより、ご商売の中身に至る自然な語らいは愉しく、かつ貴重な情報源なんである。

この日ご一緒させて頂いた皆様の、華麗なるフォームをご紹介しておきたい。

 

(この日前半は見違える快進撃のコーシローちゃん。後半はちゃんと霊柩車でお迎えが・・・・・。呑み会ではシングルの腕前)

 

恒例の懇親会兼表彰式では、汗を共有した者同志だけが味わえる和気あいあいの心地よい雰囲気の中、何回も乾杯を重ねて、至福の嬉野の夜は更けていったのである。

(原田達ちゃんの華麗なるスイング、でもこの日は調子が・・・・)

 

このコンペは会員の皆さんの本当に仲の良いことが特色・・・・。

民主党の代表選で丁々発止のやり取りの中、仲の良いことは単純に実に素晴らしいことだと思わされたのでありました。

難しいことは別としても、元気よくいつも笑顔で頑張っていると、そのうちいいパワーが体中に漲ってくるのだなぁ・・・と、この日しみじみと思わされました。

つい調子にのって三次会、四次会までお付き合いして、家に帰り着いた頃は夜明け近く・・・ちょっと大袈裟か・・・。

それでも奈良漬状態でやっとたどり着いたというのが真相。

 

さて、嬉野信友会の皆様本当にお世話になりました。

愉しかったぁ・・・次回も是非参加したいと思っております。

 


元気な中小企業とは

2010年09月08日 23時59分59秒 | 風竿の信用金庫は頑張るのだ

大変な時代なんである。

円高に歯止めがかからず、ついに83円台に突入

株価も9000円を割り込む勢い

雇用も最悪・・・・大卒予定者の4割が就職が決まってないというのだ。

単なるモノ売りの時代もとうに終わったといわれる中、売り上げは軒並みダウン・・・・。

商店街は後継者もなく、シャッター通り化して久しい。

東京はいざしらず、地方は疲労困憊・・・でも武雄市だけは何故か元気だけど・・・

政治は相変わらずの大混乱、誰が首相になっても1年と続かないのだから・・・。

菅さんは何も出来ず仕舞い、小沢さんは財政出動だと息巻いているが、小渕さんの時代から大判振る舞いは、経済に持続的な好結果はもたらしていないことが明白ではないか・・・。

もう孫に借金を負わせるような、無責任社会から脱皮する時が到来しているのに、政治家は戦術ばかりで、長期戦略のない「目先人間」ばかり・・・・。

どうして日本はこんなになってしまったのだろう。

即ち『国家戦略の不毛』なんである。

そんな中で、9月2日3日と開催された「東京ビジネスサミット2010」には全国津々浦々から、元気印の中小企業が400社余集まっていて、会場の東京ビッグサイトは熱気ムンムン。

わが「ひぜしん」も佐賀・長崎ひぜん夢街道として、ゾーンを形成出展した。

私たちのブースにはイメージソング『プロペラ』が流れる中で長崎・佐賀エリアの物産と技術を全国にご紹介しようと必死なんである。

そして参加規模としては、視察団を併せて総勢100名を超す大所帯なんである。

こんなことをやり始めて、早や6年が経過した。

たしかにコストはかかるし、私たちの利益に直接繋がるものは何もない・・・。

しかし地域金融機関として、情報も少なく、ただ黙ってやせ細っていく大切なお取引先を漫然と見ている訳にはいかないのだ。

地元の地銀がやらないのなら、よーし俺たちがやろうじゃないか・・・ということで立派な地域振興の一端を担っているのだ。

新しい製品や技術、ニュー・ビジネス、海外市場開拓、珍しい特産品、フランチャイズ・ビジネス等などが、ひしめき合っていた。

こんな時代、いかに情報の集まる東京と云っても出展するとなれば相応のコストがかかるにも関らず、打って出るというには、並々ならぬパワーが要求されるものだ。

土佐のお茶屋さん、龍馬になりきっている。・・・・一際目を引いた。

しかし、どっこい叩かれようと、引っこ抜かれようと、雨が降ろうと雪が降ろうと、槍が降ろうと、頑張っている中小企業の姿をまのふたりにすると、勇気を貰う。

一様に出展企業は元気一杯・・・・。

こんな元気企業の姿を見るだけでも、東京に100人規模で視察ツアーをコーディネートした甲斐があるというものである。

さて、今回行けなかった皆様にも、たくさんの情報をパンフレットを一緒に持ち帰っております。

どうかお近くの「ひぜしん」で店長にお尋ねになって下さい。

元気と勇気をおすそ分けしたいと思います。

難しい時代だからこそ理念とコンセプトを大切にしつつ、本質に基づいた明確な経営戦略を社員と一丸となって共有化することが極めて大切だと思うんであります。

 

オマケ・・・・・・・・・・・。

ミス東京ビジネスサミットの彼女・・・可愛い

武雄市のブースに立ち寄られレモングラス味のラムネ「のむネ」を試飲される日本コカコーラ魚谷会長さま・・・超VIP

 


東京ビジネスサミット2010

2010年09月03日 09時34分33秒 | 風竿の信用金庫は頑張るのだ

引き続き東京で頑張っています。

東京ビジネスサミット2010、暑い8月33日目にしては、まずまずの来場者で活気にあふれています。

全国からたくさんの信用金庫がこのイベントをサポートしてくれていて、信用金庫のパワーとブランド力を確認できてとても嬉しく思いました。

そして色んな金融機関から私たち「ひぜしん」の取り組みについて取材を受けたのでありました。そんなに変ったことはしてないのですが・・・・・。

わが九州ひぜん信用金庫のブース「佐賀・長崎ひぜん夢街道」も、たくさんのお客様で大繁盛でありました。

そんな中でも武雄市が出展されているブースにあの、日本コカコーラの魚谷会長さまがフラリと立ち寄られた時には、さすがにドッキリ。

武雄そだちのレモングラスで造られたサイダー「のむネ」をグビッと試飲されまして、一言「美味いねぇ・・・・・」

こんなことがあるのもやはり東京なんですね。

会おうと思っても中々会えないお方が、向こうから会いに来て頂けるのですから、さすがビジネスの見本市と称されるだけのことはあります。

私も、あのお客様、このお客様にこのアイテムはどうだろうか?

という目線で多くのブースを見て回りました。

用意していた名刺が今年もどんどん無くなっていきます。

なんと昨日だけで120枚の名刺交換を致しました。

帰ったらお取引先へのお土産として、蒐集してきた新しいビジネス情報を携えてお客様のところを訪問させていただきますね。

今回の私のテーマは、

建設業の業態転換に向くビジネス

視察ツアー総勢100名さま同士のビジネスマッチング

・・・・・・・・・これは昨日だけで8件達成

そして佐世保・大村・佐賀地区の人的なコラボレーションなどでありました。

 

それでは今日もこれから二日目の会場へ出かけます。

今日も暑くなりそうです。

今日はどんなビジネス情報と出会えるか、体に気合を入れて、今からホテルを出発いたしまーす。

風竿がんばります。信用金庫も頑張ります。


東京にて

2010年09月02日 09時26分39秒 | 風竿の信用金庫は頑張るのだ

「東京ビジネスサミット」の先乗り隊で1日からお台場に来ています。

全国から集まった精鋭1000社の、がんばりやさん中小企業が、

東京ビッグサイトで、

新しい技術、新しい商品、新しいビジネスモデル、

新しい販路開拓、新しい代理店募集、

商品仕入れコストの削減、OEM先を探しに・・・・

などの可能性を探しに出展されている、いわばビジネスの見本市なんですね。

わが九州ひぜん信用金庫も6年前から参加しています。

はじめは10人ほどの視察ツアーから始まって、それが年々本格参加と成長していき

なんと今年は100人の大所帯での積極参加となりました。

私はいわばそのツアーの引率の先生といったところの役割なんですね。

 

さて、宿泊先の有明ベイワシントンホテルで考えたこと・・・

最近日本から鬼が消えようとしているということ・・・・。

土俵の鬼といわれた初代若乃花こと花田勝治さんがご逝去され、しみじみとそう思わされたのでした。

日本ではその道にギリギリまで精進して打ち込む人を、尊敬を込めて「鬼」と呼んできたのですが、鬼と呼ばれるくらいに一芸に打ち込む日本人がめっきり少なくなってしまった・・・・そんな気がしてならないのです。

最近ではユルユルとか自由フリークとか仲良しクラブ的な日本人が増えすぎているような気がしてならぬのです。

昔はどこにでも鬼が町中に溢れ返っていたものです。

仕事の鬼はもちろんの事

野球の鬼、俳句の鬼、法律の鬼、政治の鬼、歌の鬼、掃除の鬼、車の鬼、盆栽の鬼、落語の鬼、新聞の鬼、etc・・・

そんな怖い、超打ち込み型人間がめっきり少なくなってしまったんだよなぁ。

もっともっと鬼が出てきていいような、そんな気がしてならない。

ブログの鬼はここにいますけれどね・・・。


行列のできる信用金庫

2010年07月29日 23時59分59秒 | 風竿の信用金庫は頑張るのだ

「週刊ポスト」の8月6日号に

もう大銀行はあてにできない……日本復活は「信金」から

行列のできる信用金庫

という、うれしい特集記事が・・・・・小学館もなかなかやるじゃんと、早速380円をはたいて一冊購入したんである。

東京の巣鴨信用金庫さんと大阪信用金庫さんの顧客志向ぶりが紹介してあった。

信用金庫はサービス業であるという発想のもと、それぞれ中小企業の育成支援のユニークな取組みぶりが取材されている。

金庫内の多目的ホールで、毎月4のつく日に月に三回、「おもてなし処」として様々なイベントを開催、多い時には一日に3000人が来店されるというんである。

そのイベントの中で年に2、3回は、お取引のあるお客様の商談会・ビジネスフェアを「四の市」として行っている巣鴨信用金庫さんの例が、詳しく掲載されている。

凄い・・・・都市部の信用金庫の集客力は本当に凄いのである。

私たちも田舎の信用金庫だからと羨ましく思いつつも、対岸の大手の信金のやることと考える前に、何かやれることからやってみる価値はありそうなんである。

また大阪信用金庫では悩みの多い中小企業の経営相談にキメ細かに応じるために。「出前経営相談」を行っているというのだ。

 

そうなんです。信用金庫はちょっと違うんであります。

私たちは生物に例えるならば「植物」なんであります。

餌場がなくなると、餌のあるところに異動していく、株式会社の大銀行さんとはちょっと違う。

かって武雄でも鹿島でも名のある地銀が、この地域を見捨てて撤退して行った事実がありましたが・・・・・、

私たちはそういう訳にはいかない。

どんなに景気が悪かろうと、どんなに地域が疲弊しようと、この地域に植えられた植物なんであります。

だから必死になってこの地域に根を張り、ここで踏ん張っていくしかない。それが地域金融機関の宿命なのです。

だから金融の「町医者」だと考えて、地元の経済発展のために色んな仕掛けを行っているんであります。

そんなことで、週刊ポストには紹介されなかったけど、「九州ひぜん信用金庫」も九州内の金融機関として唯一、やり続けていることがあります。

6年掛かりで取組んでいる「ひぜしんビジネス・クラブ」もその一環・・・・・・。

地元にはないビジネスの情報を東京ビジネスサミットに見つけに行こうと、視察ツアーを繰り出していまして、毎年100人近い皆さんで情報収集の大ツアーを行っています。

何せ二日間で3万人もの来場者があり、全国から選りすぐりの新しいビジネスや技術、販路拡大の募集、ビジネスノウハウの提供やFC展開、珍しい食材など1000にも及ぶ小間が立ち並ぶ日本最大のビジネス見本市にご案内しているのであります。

今年も120名規模で現在ツアー参加者を募集している真最中

お台場東京ベイ有明ワシントンホテルの一泊・往復航空券付37,600円と格安ツアーでご案内いたします。

どうか9月2日、3日東京ビッグサイトにご一緒致しましょう。

私がご案内致します。夜は六本木のビートルズライブハウスもお連れ致します。

新たな挑戦のステージが貴方を待っています。

 

求めよ、さらば与えられん・・・・なんであります。

一緒に是非、是非行きましょうよ・・・・東京へ。

 

 

 


管理者マネジメントセミナーの長い夜

2010年07月25日 23時38分38秒 | 風竿の信用金庫は頑張るのだ

今年も暑い夏に熱い研修の、地獄の日がとうとうやってきたんである。

この24日土曜日と25日日曜日にかけて、わが九州ひぜん信用金庫のCPUともいえる、上級管理者だけの研修を二日間に亘って行った。

宿泊型で寝食を共にする集合研修スタイル。

自分たちで研修を創り上げるという全員参加型の手造りプログラム。

店長、次長、代理さん達と本部の部課長さんなど、経営の中枢を司るエラーイ役付き職員さん方80名余りが集結。

土曜日の朝から日曜日の午前中にかけて、みっちりと「ひぜしんの経営戦略」、「マネジメントの必要性と具体策」、そして今年は外の風を吹かせようと、県信用保証協会の利用法や、農商工連携の実際など現場からのご講演を賜った。

これは大正解であった・・・。

また資金会計理論に基づく、フリーキャッシュフローを駆使した経営改善のコンサルティングなども外部講師を招いて勉強したのであった。

わが信用金庫セミナーの特色は徹底的に自主性を重んじるということ。

セルフモチベーションを自由に駆使できる人材を、いかに養成するかということに、とても拘ってやってきた。

だから「ああしろ、こうしろ」と口うるさいことは一切云わないのが、わが信金の管理スタイルとなっている。

その分徹底して自分達で考えさせることにしている。

上司の命令に忠実ではあろうが、いわゆる指示待ちサラリーマンを極力無くしたいと考えて、これまで6年間継続してやってきた真夏の名物研修なんである。

 

自主性を尊重することにより、人は色々と指図されなくてもちゃんと自分で道を切り拓いて行くものなのだ。

当金庫ではこういう職員を「目覚めた職員」と呼んでいる。

一度目覚めさせると次々に自分で問題解決を図るべく、次々と前向きで積極的な解決策を講じてくるから嬉しい限りなのだ。

地方都市の小さな信用金庫では、どこから切っても金太郎飴みたいなロボット職員を何人作っても絶対にうまくはいかない。

どんな風雨にも耐え、どんな荒波でも乗り切る職員を養成するためには、多少時間はかかるものの、目覚めた職員を何人養成できるかが、勝敗の分かれ目だと思う。

 

スケジュールは文字通りびっしり・・・・・。食事もそこそこに基調講演、実戦セミナー、共同研究と次々とカルチャーショックが彼らを容赦せずに鍛え育む内容。

それでも夜10時を過ぎれば寮長は関知せず・・・ということにしているので、各、部屋部屋ではお酒の力を借りて、仕事にまつわる議論が百出する。

基本的に何を云っても無礼講としているので、酒と共に色んな熱っぽい意見が飛び出してくる。つい議論に身を乗り出すことになる。

この瞬間がたまらないんである。

セクションの垣根を超えた本気の議論の何と熱く愉しいものか・・・・。

目覚めさせる一助となればということで、毎年私は各部屋をまわり徹底的にお付き合いをすることにしているのだが、お陰さまでいつもペッドに入るのは夜が明ける頃となってしまう。

問題意識こそが企業発展の母なんである。

今回も寝たのは午前4時半であった。

 

そして日曜日は午後から永島会のゴルフ・・・猛烈な暑さの中、二日酔いと寝不足に苛まれながら、地獄のゴルフのお付き合いを果たし、

夜はそのまま友達の還暦祝賀会へ

 

極度に疲労困憊していて、目を閉じたらいつでも眠る状態、

昔からこの極限状態を愉しむ傾向がある私なんです・・・。

今夜はこの辺で寝ます。

おやすみなさい。

 


健康診断とガン検診

2010年07月06日 23時59分59秒 | 風竿の信用金庫は頑張るのだ

今日から、わが「九州ひぜん信用金庫」役職員の健康診断ウイークが始まりました。

朝起きてすぐのフレッシュな一番搾りを検尿容器に詰めて、下着を新しいものに履き替え、準備を整えて覚悟を決めていざ出陣

       

診断を受ける病院では、個人情報保護の観点から、私たちはすべて番号で識別、呼ばれることになりました。

美人の受付嬢さんにご挨拶をして、いよいよ覚悟を決めました。

          

「8番 尾形風竿、北国の春を唄います。」

と大きな声で云って検査室に入ると、看護婦さんが笑うこと、笑うこと・・・・

「次は心電図の部屋へどうぞ、そこでは今度は違う歌を唄って下さいね。」

って切り替えされてしまいました。

ユーモアは社会を明るくする潤滑油。

     

さて、規定どおりの健康診断メニューをこなすと、いよいよがん検診を兼ねた「CTスキャン」のオートメーション仕立ての釜に・・・・。

      

これで体の中を輪切りにされるんであります。

肺から食道、胃、肝臓、すい臓、胆嚢、腸を詳しく調べられました。

わが信用金庫は一昔前に働き盛り職員をガンで亡くした苦い経験から、40歳以上の役職員は全員がん検診を健康診断メニューに盛り込んでいるのであります。

案外とここまでやっている事業所は少ないもので、ちょっと意外な気が致します。

わが信金は、職員こそが会社のかけがえの無い財産なんですから、ちょっとした費用負担は、なんのそのだと考えているんですね。

さて、私儀、最近とみに疲れやすく、体力にも自信が無かった私にとって、今年の検診はとても気になるところ・・・・。

何せ目はかすむし、時々手がしびれることもある。

夜中におしっこには起きる。朝もまったく元気なし。

診察の折ドクターから「即入院です。後で家族の方に連絡を取って一緒に来て下さい・・・。」

なんて云われないかと内心ビクビクしながら、神妙にしていました。

  

ドクターは、念入りにCTの画像をチェックされた後に

「尿も便検査も正常・・・。取り立てて悪い所はなし・・・。ガンは見当たらず・・・。」

「ちょっとお腹の脂肪が勢力を強めていますね。」

と云われた以外は特にお咎めなし。

血液検査の結果は後日なのですが、まずは第一関門を突破しまして、

ホッと胸を撫で下ろしたのでありました。

 

後記

武雄市の樋渡市長さんがTWITTERで九州ひぜん信用金庫のがん検診取組みのことをご紹介頂いておりました。感謝申し上げます。


ガン撲滅推進協定のこと

2010年07月01日 23時59分59秒 | 風竿の信用金庫は頑張るのだ

昨年の6月、兄弟みたいな付き合いの同級生の友達をガンで失い、何かをせずにはいられなくなったのであった。

その後、まさかのまさか、青天の霹靂というか・・・・

信用金庫の同僚であり、弟みたいな、かけがえのない男を10月に失い、実のところ、まだそのショックから立ち直れずにいる。

それからというもの、地元の金融機関という社会的な責任を果たすという名目で、武雄市からがん細胞を追い出そうというムーブメントに、ささやかなサポートを行ってきたわが「九州ひぜん信用金庫」でありました。

「まずは隗より始めよ」で、わが信用金庫では、40歳以上の全職員について、定期健診の折に必ずがん検診を受けさせることとなったほか、武雄市が提唱する「がん検診率日本一の町」運動にも、微力ながら幅広くお手伝いをさせて頂くことにしたのである。

まずは親交のあった「周南いのちを考える会」のスーパーレディ前川育先生を武雄市の健康増進課のみなさんにお引き合わせすることから、すべてが始まった。

 

その前川先生のご縁で知り合った、東大医学部教授の中川恵一先生はこの度武雄市の市政アドバイザーに就任されることとなり、市内の小中学校の生徒達にも正しい「がん教育」が施されることとなった。

<!-- 蝉時雨 -->

 

昨年11月にはガン撲滅市民大会が文化会館大ホールで催されることとなり、その大会以降900名近くのお方ががん検診を受診されることに結びつき、何とそのうち4名のお方にガンが早期発見されることになったのは、実に大きな成果であった。

大会にはアフラックにお願いして中川恵一先生の著書「がんのひみつ」を1200冊寄贈していただき、がんに対する正しい知識を身に付けていただくことになった。

またその折には、シンガーソングライターの北村尚志さんとガン撲滅のキャンペーンソング「あなたの手紙」を生み出すことになり、その北村君は現在NBCラジオで一年間「がん撲滅キャンペーン」というロングランの企画を打ち出している。

佐賀県も協力してくれることになったと喜んでいた。

ガン撲滅の火の手が、あちらこちらから上がり始めたのだ。

<!-- あなたの手紙  北村尚志 -->

 

今日はわが信用金庫にもNBCラジオからスキッピー号が、昼の番組で生取材に駆けつけてくれて、「ひぜしん」のがん検診のことが報じられたのであった。

そしてそして、何よりアフラックの創立者である大竹最高顧問の肝いりもあって、同社と九州ひぜん信用金庫と武雄市はがん撲滅推進活動についての三者協定を締結するに至ったのである。

武雄市の公式ホームページはこちら

この7月4日日曜日には、武雄市が主催する「がん早期発見早期治療」を推進啓蒙する講演会が北方町中央公民館で開催されることとなっている。

さっそく「ひぜしん」は動員のお手伝いに動くことになった。

そして今回も私達の橋渡しで、太っ腹のアヒル猫ダックのアフラックさんは600冊の中川恵一先生の著書をプレゼントしてくれたのである。

どうかご縁ある皆さん、今度の日曜日、講演会に是非ご出席をして頂きたいと心から願っております。

今回はパネラーとしてがんに詳しい仲間でカウンセラーの「渡邊浩人君」を推薦して送り込んでおります。是非彼の話も聞いて頂きたいのです。

正しい知識をもって臨めばがんは怖い病気ではありません。

早期発見・早期治療で充分に防ぐことができるのです。

樋渡市長も幅広い皆さんのご参加を呼びかけておられます。

市長さんのブログはこちら  武雄市長物語