奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2016)

2022-03-01 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「医者は患者の何をみているか~プロ診断医の思考(國松淳和著・ちくま新書2020刊)」を読んだ。國松淳和(くにまつじゅんわ1977生れ)氏は、2003日本医科大学卒、同附属病院初期研修/2005~2008国立国際医療研究センター(膠原病科/国府台病院内科)出向。現在は、医療法人/南多摩病院(総合内科/膠原病)内科部長、リウマチ専門医/総合内科専門医。------

この本「医者は患者の何をみているか」の目次は次の通り。“診断とは”、“素人の診断/プロの診断/プロの診断医はどこが違うのか”、“診断で使う思考法”、“プロ診断医の視座/形態によらない診断”、“時間を見て/動かす”、“見えない物を見る/四次元”、“究極の診断のために”--------

この本「医者は患者の何をみているか」の内容紹介文は次の通り。プロ診断医はミクロからマクロへ、2次元から4次元へと自在に思考を巡らせて病気の起きている理屈を考え、患者の身体の中で起きていることを焙(あぶ)り出している。病名よりも診断よりも大切なのが治療です。症状の原因が分からず/診断名も与えられない/と云うことで、色々な病院や科へ回る患者さんが居ます。それは間違っています。症状が起きている仕組みやメカニズムが推定出来れば治療は出来るのです。では医者はそのために患者の何をみているのか/プロ診断医が行う病態把握のための四次元思考をお見せします。-------

國松淳和氏は、“リウマチ/膠原病”という女性や老人に多い生活病というかある種の難病を対象とした専門医として務めて来られた得難いお医者さまのようだ。理論物理学の4次元を持ち出すなど驚きを隠せないが、ご本人は超真面目なのだ。しかし、臨床で治療成果を上げて居られるのだから信用力は抜群だ。だからこの本を医者でない素人が読んでも無意味かもしれないと思ってしまった。

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