古都奈良・修学旅行と世界遺産の街（その２８１４）

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「デンマーク流ティーンの育て方（イーベンディシングサンダール著＆鹿田昌美訳・集英社新書2024刊）」を読んだ。---------

イーベンディシングサンダール（Iben Dissing Sandahl）氏は、心理療法士として/親や家族/公的機関や民間企業に講演やカウンセリングを実施している。著書に“デンマークの親は子どもを褒めない/世界一幸せな国が実践する折れない子どもの育て方”がある。---------

鹿田昌美（しかたまさみ）氏は、国際基督教大学卒。翻訳家/訳書に“フランスの子どもは夜泣きをしない/パリ発子育ての秘密”がある。---------

この本「デンマーク流ティーンの育て方」の目次は次の通り。“有りのままを見る（子どもから大人へと移り変わる時期）”、“リフレーミング（視点を変える/貴方の空の星を輝かせる）”、“信頼する（No1のルール）”、“自由選び（自立と人格形成）”、“人格形成（デンマークのエフタースコーレ）”、“絆を作る（社会的言語を理解する）”、“自分らしさ（私は誰）”、“最後通告を使わない（怒りと受容）”、“責任を伴う自由（デンマークの飲酒文化）”、“共感力（最大の恐怖は拒絶ではなく/透明人間になること）”----------

この本「デンマーク流ティーンの育て方」の内容紹介文は次の通り。ティーンエイジャーはもう子どもではないが/未だ大人でもない。人間関係/学業/性/ネットリテラシー/外見コンプレックス。成長期の多くの若者が抱く不安や悩みは世界共通だ。そして/ティーンの子育てに悩むのは日本だけではない。彼らを温かく見守りながらも/超えてはならない境界線を示し/明確な価値観と規範を教えるには/どうすれば良いのだろうか。長年に亘り/世界幸せな国に選ばれたデンマークの親たちが実践している10の心得を紹介する。-----------

ヨーロッパの小国の地味な本であるが/日本人には興味深い内容であると思った。何処まで役立つかは別として。