北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない
「ボトムス」について。---------
衣料品店で表示を見ると“トップス&ボトムス”と記載されている。其々/上半身を纏(まと)うものが“トップス”、下半身を覆(おお)うものを“ボトムス”と云い/元々は下着(インナー)の意であったが/今では上着(アウター)にも冠されている。----------
9時台の少し遅めの通勤時間帯/近鉄奈良線の最寄り駅ホームで列車待ちをしていた折のこと。女性陣の方の人数が多かった。そして/その身嗜(みだしな)みを拝見すると/スカート/ワンピースなどは少なくて/9割方の人が/パンツルックと云うか所謂ボトムスは総じてズボンであった。そして履物はゴム底などのスニーカーであった。------------
勿論/近鉄のホームで働いている女性駅員/車掌/従業員も/ズボンルックの制服で今では見慣れたスタイルである。----------
女性の社会進出は/男女雇用機会均等法が施行されて随分経つが/漸く今では/男性の格好と変わらない/仕事着で働くように見えてきたのだ。-----------
そして/女性たちは普段着にも活動し易いズボンルック/パンツルックの“ボトムス”を多用するようになっている。----------
嘗ての花のようなフェミニンな女性のコーディネイトが/消滅した訳ではない。それが散見されるのは/日曜日の朝/デートに出掛ける女性の最寄り駅に急ぐハイヒール姿に出会った時位である。