北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない
「学校体育館の冷暖房設備」について。--------
5~6年前/夏の猛暑が原因で/小中学生の熱中症が多発した。---------
此処/奈良県北中部/京阪神へ通うサラリーマン家族(100万人)の住むベッドタウンの地元市町村では/意識高い系の市長さんなどが/議会に諮って緊急に文教予算を増額し/小中学校の教室にエアコンを設置すると/約束された。---------
その後/追跡ニュースは無かったので/設置が全学校に行き亘ったのか不明だが/児童生徒の熱中症のニュースは減少したようだ。本当に大丈夫となったのならエアコン様々である。-----------
処が/近々の新聞に未だエアコン設置がなされていないとの記事が載ったそうだ。新聞を詳しく読んでいる人に尋ねると/小中学校の教室へのエアコンの設置は/済んだようだとのこと。---------
では何が問題なのかと質問すると/体育館へのエアコン設置が一部の学校に留まっていると云うのだ。体育館は内部が広くて/
冷却容量の大きなエアコンの設置が必要であり/予算は教室用の比ではないそうだ。---------
奈良県市町村の教育委員会/県教育委員会とも/文教費は/貧しており/某県立進学校のプールは修理予算が付かないので今は使えないとのこと。また/奈良高校は耐震化の建て替えを諦めて/高校の統廃合を機に/比較的新しめの平城高校を乗っ取った。---------
私立の学校であれば/校舎も綺麗でエアコン設置は当然だろう。しかし/公立の学校は従来から質実剛健をスローガンとしているかは知らないが/エアコン設置に限らず/トイレの洋式化も遅れている模様だ。----------
高校の授業料無償化を私立に広げても/別途施設費や冷暖房代を収めねばならない。公立は少子化の中の統廃合と共に/設備の高度化をせねばならないようだ。