奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2798)

2024-06-05 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「日本はなぜ世界から取り残されたのか~世界のエリートが考える衰退の要因(サム田渕著・PHP新書2024刊)」を読んだ。--------

サム田渕(さむたぶち1950生れ)氏は、立教大学卒/1977フロリダ州立大学大学院(都市地域計画学部)終了後/フロリダ州知事室/同商務省に勤務し/1988退職。帰国後、2006東洋大学(PPP大学院)教授。現在は東洋大学(国際学部)名誉教授。2018国連PPP委員会議長。--------

この本「日本はなぜ世界から取り残されたのか」の目次は次の通り。“日本人の強みと弱点(アンケート1/日本人の優れている処とは/アンケート2/日本人の弱点と思われる処とは)”、“日本の政治/長所と短所(アンケート3/日本の政治/政府の長所短所とは/私を民主主義に目覚めさせたアスキュー知事の言葉)”、“日本経済の強みと弱み(アンケート4/日本経済の良い面/悪い面とは/ミラクルと呼ばれた高度経済成長期のイメージを引きずる)”、“日本はどのように世界に貢献できるか(アンケート5/日本はこれからどのように世界に貢献すべきか/期待される先進技術と伝統文化の精神)”----------

この本「日本はなぜ世界から取り残されたのか」の内容紹介文は次の通り。“心に静けさを持つ”と云う長所がある一方/“政治家が政治から学ぼうとしない”/“短期的効率的な方法を好み/長期的漸進的な方法を苦手とする”の短所も見られる。マハティール(元マレーシア首相)などエリート33人が日本人の特徴を語り/日本の停滞が続く理由を真摯に考える。さらに日本出身でフロリダ州政府で働いた経験を持つ著者が/過去の日本の経済成長と現在の停滞の要因である日本独特の価値観“ジャパニズム”を論じる。----------

サム田渕氏は、東洋大学で学生に教えるに当たり/日本の失われた30年に驚かれたに違いない。その理由が分らないことに/ご自身最も驚愕されたのだろうと思った。

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