荻原浩 『サニーサイドエッグ』
ハードボイルド小説好きの、私立探偵、最上俊平が主人公。
二つの別の依頼者から猫のロシアンブルーの捜索依頼を受けることになる。
ひょんなことから、茜という少女と共に2匹の猫を追うのだが…
一方、残虐なペット殺しが世間では続いていて・・・
前作『ハードボイルド・エッグ』の続編。
でも、単独でも読むことが出来ます。
完璧、ペット探偵になってますね。
すっごく、犬&猫の習性等々が、かなり詳しくなっています。
もちろん、本人にとっては、不本意な状態。
前作でもそうでしたが、これだけ妄想できるのがすごい(笑)
弱っちいのだけれど、意外ときちんと仕事に取り組む姿勢もイイ。
パートナーは、前回の方が良かったけれど(前作は最強だったので)
いい関係でした。