三上延 『ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆』
鎌倉にある古書店、ビブリア古書堂が舞台のミステリー。
主人公は、本を長い間読むことが出来ないという体質を持つビブリア古書堂の店員の大輔。
店主の篠川栞子は、尋常ではない古書の知識をもっており、
栞子が謎を解いていくお話。
様々な古書が出てきます。
今回は、ロバート・F・ヤングの「たんぽぽ娘」という作品が出てきて、
これは、読んでみたい!と思いました。
が、絶版になっているそうです。
図書館で調べてみるしかないですねぇ。
田舎だから、あるかなぁ…
前巻で明らかになった、栞子と栞子の母との確執の謎。
母親の影がちらりと出てきました。
でも、まだまだ謎が。
大輔と栞子の恋物語がありそうだけれども、全然進展ナシ。
これは前途多難だなぁ。
あいかわらず、古書にまつわる薀蓄が新鮮で面白い。
次も楽しみな作品です。