自由に気まま生活

自由に気ままな生活を送るのが目標

スゴイです

2009年08月23日 | 日々

昨日と打って変って、今日はかなり過ごしやすくなりました。

今日の夕食はさっぱり系にしようと思い、トマトツナそうめんを作りましたが、
あまり関係なかったかな。
トマトツナそうめんは最近のお気に入りメニューです。

今ちょうど世界陸上のマラソンを見ていました
尾崎選手、銀メダル~
凄いですね

マラソンやリレーを見て、最近読んだ佐藤多佳子さんの「一瞬の風になれ」や
三浦しをんさんの「風が強くふいている」(これは駅伝だけど)を思い出しました。
読んでから、見方が変わりました。
特にリレーとか。
バトンを渡すところとかじっと見てました。かなり一瞬だけど。

でも、なんであんなに走れるのだろう、スゴイな、と本当に思います。

雫井脩介 『クローズド・ノート』

2009年08月23日 | 読書

雫井脩介著『クローズド・ノート』。
犯人に告ぐのイメージがとても強くて、サスペンスだと思ってました。
けど、いい意味で裏切られました。

大学生の香恵は、文房具屋でアルバイトをし、サークルはマンドリン部。
なんとなく大学生活を過ごしているような女の子。
暮らしているアパートのクローゼットに、前の住人が残したノートを見つけ、
ノートには、小学校の担任をしていた伊吹先生の一年が記されている。
そのノートを読みながら、香恵は伊吹先生の日々に触発されていきます。

香恵と伊吹先生がどうクロスしていくのか、先は大体読めるのだけど、
感動します。
伊吹先生がノートに残している言葉に動かされる気持ちが分かる。

伊吹先生が素晴らしい分、香恵の適当さが浮き彫りになり、いまいちに見えるのだけど、
大学生なんだし、これから成長していくのでしょう。

後、万年筆に興味が湧きました。
いろいろなメーカーや用語?が出てきて、さっぱり分からなかったけれど、
万年筆で文字が書きたい!と思います。
万年筆の試し書きには「永」がいいとか、へぇ~と思いました。
なんで最初の方に万年筆があんなに出てきたのか分からないけれど、
もう一つの作品の小道具として扱われているマンドリン。
香恵が弾いた「ともしび」もどんな曲なのか気になりました。

伊吹先生のノートは、小学校の先生だった作者のお姉さんが遺されたものを参考にされているようで、
リアリティがあるのだと、改めて伊吹先生がのこした言葉に感動です。