自由に気まま生活

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林真理子 『コスメティック』

2008年01月27日 | 読書

昨日、大阪に向かう電車の中で読んでいた、林真理子さんの『コスメティック』。
これは二度目です。
何年か前にロンドンに旅行に行った時に、行きの飛行機の中で読みきって、
その時ロンドンに住んでいた友人にこの面白さを話したら、
読みたいということで、餞別の一つとして、友人にあげてしまったので、
手元にはなかったのですが、先日、古本屋さんでふと目に入り、買っていました。

二度目でも面白かった
夢中で読みすぎて、電車が大阪に着いたことに直ぐに気付かなかったぐらい。

舞台は女性なら関心がある化粧品業
それも外資系。
パーティが頻繁に催されているんだー、とか
雑誌ってそんなにも影響力がるのだー、とか
化粧品を編集者や芸能人などに大量に配ってるんだー、とか色々と
なるほどーとかへぇ~と思いながら読んでました。
そりゃ、自分の好きな芸能人がコレ愛用してますっていうのを聞いたら、
確かに気になりますねぇ。

でも、すごく厳しい世界ですね。
ぐうたら好きな私には無理っていうのは即分かりましたが、
もうちょっと丁寧にお手入れしよう~と思いました

主人公の沙美はラストもっと上昇しそうな感じでしたが、
孤独さや虚しさも見えました。
でも、どんな生活してても感じることなのかも。