阿蘇山を眺めて暮らす自由人!

四季の移ろいを肌で感じ、阿蘇で暮らす自由人が見たもの・聞いたこと・感じたこと

押戸石

2014年03月09日 | 阿蘇ガイド

 熊本に来て20年、阿蘇に住みだしてから9年になるが訪れたことがない場所も多い。

 Geoサイトの押戸石の丘(845m)を訪れた、北外輪山の火砕流台地。村人は、「ここは明日から野焼きが始まり、野焼きの後は大地が真っ黒になり、次に新しい草花が芽吹いてくる。草原台地を360°展望できるため四季折々美しい」と言う。

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 押戸石;巨石群の中心(高さ5.5m,周囲15.3m)で岩を回ると方位磁石がクルクル回る。パワースポットを体感できる…不思議な岩石だ

 縄文人が石に描いたシュメール文字(ペトログラフ)らしきもの(?)も読み取れる。

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 祭壇石(神事のお供え物置き場)、鏡石(石には神聖な雄牛と邪神のシュメール文字)、はさみ石(夏至に岩の間から太陽が昇り、冬至には太陽が沈む)など9組の列石遺構があり…古代のロマンを惜き立てる

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春の草花

2014年03月07日 | 阿蘇のくらし

 散歩の途中、早春の山菜”フキノトウ(蕗のとう)”が頭を出していた。

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 春の七草”セリ(芹)”も池の水辺に、せりあって葉を伸ばしている。

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 「せり・なずな~ ごぎょう・はこべら・ほとけのざ~ すずな・すずしろ~ 春の七草」…春の七草を口ずさみ覚える。

 ミツマタは白い蕾から黄い花が咲くにつて、木の姿が黄色に色づいて来る。

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 土佐ミズキの花は咲くにつれて飛び出して来た…もう満開だろう!

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 早春に咲く草木の花は、黄色が多い…何故だろうか?

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恐が渕

2014年03月06日 | 阿蘇ガイド

 自宅から約3.5km程、南外輪山を登ると”恐(おそろし)が渕”がある。名前からして気味が悪い!

 村人の話では”昔は原生林が鬱葱と茂り、薄暗い川に注ぐ滝壺は青黒く澄み、見ただけでもゾーとした”そうだ。

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 昔話も多く、「川魚を釣り夢中になっていた釣り人の草履と足元の大岩に、大婆蜘蛛が糸を何十にも結びつけていた。気味の悪くなった釣り人は逃げ帰ったが、釣籠の中から『おいおいうばよ、とらえてくだるぞ!』と繰返しつぶやいていた」…

 「昔は牛馬の背で草や干草を運んでいたが、この所を通ると急に暴れ出し、乗っている人は跳ね飛ばされた」…

 「阿蘇家の絶世の美女姫が、(豊後の殿の申し込みで)嫁いだ間抜けな男から逃げ出して死んでいた場所」などなど…

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 今は林道が傍を通り、清流が流れ、周辺には先阿蘇火山岩の風化した奇岩が突き出ている!

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ジャガイモの植付

2014年03月04日 | 阿蘇のくらし

 3月に入り太陽は冬至に比べると北よりの方向から登るようになり暖かくなって来た。今日はジャガイモを植えつける。

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 一番おいしいと勧められた”インカのめざめ”、次は”キタアカリ”と”男爵”の3種類。

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 幅10cm深さ15cmの溝に30cmの間隔で切口を下にしてタネイモを並べる。タネイモに8cmの土をかぶせて表面を平らにする…NHKの教科書に従うが肥料はやらない。

 南米のアンデスが故郷のジャガイモはやせ地でも育ち、涼しい気候を好むため阿蘇には適していると思う。

 これまで旅行で植付の時期が4月にずれ込み収穫は芳しくなかったが、今年は期待したいものだ!

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南外輪山の展望

2014年03月03日 | 阿蘇ガイド

 快晴、久しぶりに”南阿蘇グリーンロード”をドライブ。グリーンロードは自宅から南外輪山の山麓を登り地獄峠の傍を通って外輪山を越え、西原村へ通じる道である。ワインディングとアップダウンが10km程続くが、南外輪山の岩山や林が眼前に迫り…

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 南外輪山から阿蘇5岳を展望できると同時に南郷谷(南阿蘇村)の光景も眼下に広がる。

 知る人ぞ知る絶景のロード!

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阿蘇山とホトケノザ

2014年03月02日 | 阿蘇のくらし

 今日も約30分の散歩、阿蘇山に雲がかかり、時時刻刻と姿を変える。

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 道端には、ホトケノザ(仏の座;Lamium amplexicaule)が花を付けている。別名サンカイグサ(三階草)といい、葉が仏の座布団に似ている。

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 ”春の七草”のホトケノザはコオニタビラコで、これとは別物!

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小枝の焼却とスローライフ

2014年03月01日 | 阿蘇のくらし
 剪定したバラの小枝は腐食に時間がかかるため処理が厄介だ、畑の作物などの廃棄物と一緒に焼却… Img_1559

 さるすべり、クヌギなどの小枝は30cm程に切断して果物籠に入れ、1年間乾燥させて薪ストーブの焚き付けに利用する。

 薪ストーブの焚付は、「着火剤→乾燥した小枝→杉の小片~大片(針葉樹)→クヌギ等の薪(広葉樹)」のように順を追って火力を強め、最終的には華氏900~1100度(摂氏482~593度)の温度に保ち維持することになる…スローライフ(LOHAS; Lifestyle Of Health And Sustainability)は何かと忙しい!

 焼却を終えて近くの「四季の森・温泉」でくつろぐ。ナトリウム炭酸水素塩泉(弱アルカリ性)で別名”美人の湯”といわれ…泉質が良く保温力もあり何時までも体が暖かく感じる温泉だ!

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