京都大学・火山研究センターは1928/11.10業務開始(昭和天皇即位の礼)、大学の火山研究施設としては日本最古、火山地域における地球物理学現象を観測・解析し、火山活動の物理機構と噴火予知の研究及び教育を推進することを目的として設置された。平成28年の熊本地震で建物の基礎が大破し1階の被害甚大であった。
令和3年2月に本館復旧工事が、3月に移転が完了して業務を再開…”建物観覧会”が開催された
ヨーロッパの表現主義と日本の伝統的な意匠が織り交ぜられているが、「火山研究」という設置目的を意識したデザインも見られる
建物内には7ケ所の暖炉が設置され、煉瓦・河原石、セメントを用いたデザインが異なる洋式暖炉
旧東海大学の校舎、現在は震災ミュージアム
火山研究センターは高野尾羽溶岩(5万年前)台地の上に草千里ガ浜火山灰が積もった大地に建つ。草千里ガ浜火山灰(3万年前)が水分を含み地滑りを起こし多くの家が被災した。幸い被災を免れ住み続ける家