散歩の途中、久木野小学校の近くで見つけた「低落差用フラッタ方式水力発電」の実証実験
豊富な竹崎水源の湧水を白川に流し、この白川の水を引き込んで久木野地区の水田を潤す”久木野用水路”は流れが速く水量が多い…この水路は春から夏年2回、水を止めて村民が大掃除をして大切に維持されている
翼状の板を振動させて発電する「フラッタ方式マイクロ水力発電システム」で2011年から実証試験を始め、2012年には福岡県うきは市の農業用水路で試験し実用化へ向けての改良を重ねているようだ…将来は地域のエネルギーを地域で発電できればよいのだが
数人が電気工事をしていたが、発電機の出力が小学校へ通じる橋の上の街灯に繋がっているのかな?
母は熊本市のケヤハウスに入居している。2月16日の定期健診日から体調をくずし、2月17日MRI検査により脳梗塞と診断され急遽”武蔵ケ丘病院”に入院…2月16日から22日まで毎日様子見のため病院通いでブログもご無沙汰
10日間のニージーランドの旅から2月22日午前に成田に返ってきた弟夫妻が、さっそく母の見舞いに熊本の病院に立ち寄ってくれた…ニュージーランドの土産話を聞きながら久しぶりに我家で夕食を共にする
私も風邪を引いたり、母が入院する病院通いで週2回行っていたテニスが出来ず運動不足のため家の裏山の”アスペクタ”周辺を妻と約40分ほど散歩…根子岳、中岳、烏帽子岳を展望しながらアップダウンがある散策は清々しい、道端には白梅が咲き始めていた春も近いのだろう
午前中は東側のジオサイトを回る…これまで船で見学していた場所だが、最近海岸に沿って道路が造られバスでの移動が可能になったようだ、海岸浸食岩(鷹巣)
大海の”コンボリュートラミナ”60万年前に堆積した地層、屋根瓦のような模様は地震などの揺れで液状化して形成された
姫島灯台からの眺め…瀬戸内海の西側から東側(中国・四国・国東半島)を遠望できる
”拍子水”は泉温24.9℃、二酸化炭素多く含む炭酸水素塩冷鉱泉
金火山の貫入岩である”金熔岩(安山岩かディサイト:粘性が強い溶岩)”が露出している
午後、来た道を帰り16時30分頃、阿蘇総合庁舎に到着…”おおいた姫島ジオパーク”では村を上げて歓迎して下さった
8時”熊本県阿蘇総合庁舎”を出発、”おおいた姫島”ジオパークを目指す。”レストランくにみ”で昼食後、伊美港から姫島村営フェリーで、姫島港まで約5時間の旅
姫島港に着くと”おおいた姫島ジオパーク”の案内板が目に止まった…神秘の島の概要がコンパクトにまとめられていた
午後は徒歩で村内散策、離島センターで姫島の概要の解説、数十万年前以降、後期石器時代まで生息していたナウマン象の足跡、骨、牙の化石は生々しい
”姫島庄屋古庄屋家”敷地約550坪、延べ建坪129坪、庭園やおなりの間等、旧庄屋の格式を伝える建物だ
”観音崎の黒曜石”の巨大な塊、流紋岩が水蒸気爆発で急激に冷やされ出来たそうだ、…黒曜石は先史時代の石器に使われて瀬戸内海に広く流通しており考古学的に重要な場所
”城山火口跡”、ここは”宇部興産”が流紋岩を採石した跡地…火口近くの白色の流紋岩の層や山頂近くには薄く何重にも堆積した地層があり火口湖が存在したことを想像させる場所もある
”姫乃屋”で姫島と阿蘇ジパークガイドの楽しい村を挙げての意見交換会の後、”安西旅館”で泊まる