”金剛”三味院”…多宝塔は裳階(もこし)と呼ばれ、外観は二階建てに見られるが実際は一階建。多宝塔の内部は須弥壇(しゅみだん)が設けられ、その前には仏師運慶作と伝えられる重要文化財の秘仏、五智如来(ごちにょらい)像が安置されている。当院の多宝塔は、北条政子が夫・源頼朝の逝去に伴い創建した禅定院の規模を拡大し、金剛三昧院と改め造営。建立は貞応2(1223)年、高野山で現在残っている最も古い建立物
”南無大師遍照金剛”…「弘法大師を信用するとともに、私たちが生きるうえで弘法大師を心のよりどころにします」
”虚空尽き 衆生尽き 涅槃尽きなば 我が願いも尽きなむ”…「宇宙が尽きるまで、生きとし生ける者 悟りを求める者までが尽きるまで 全て輪廻転生から解脱するまで私の願いは尽きることが無い」
唐招提寺
”京都東急ホテル”朝食
唐招提寺…南大門にかかる扁額、講堂または中門に掲げられたと伝わる孝謙天皇の筆の扁額(奈良時代)の複製
金堂…天平様式、中央に三尊・廬舎那仏座像、東方に薬師如来立像、西方に十一面千手観音菩薩立像等
講堂…鑑真和上が当時を開創するにあたり平城灸宮東朝集殿を朝廷より賜り移築したもの、本尊は弥勒如来座像
戒壇は僧となるため受戒が行われる場所
御影堂(みえいどう)では鑑真和上座像の拝観と昭和50年に東山魁夷画伯により揮毫奉献された障壁画を鑑賞することが出来た(撮影禁止)…【東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展 日経新聞社(2021/4/4/24)
鑑真和上の御廟…苔むした雑木林を過ぎると,静かな雰囲気の御廟があり参拝する