”南阿蘇ビジターセンター”でHセンター長がカルデラと阿蘇五岳、草原や草花の概要について説明…南にラクダ山、北に根子岳、中岳・高岳を展望
ジオガイドのSさんが先導してラクダ山に登る…岩脈が眼前に迫ってくる
山羊(ひつじ)の群れが道路を横切る
「熊本地震からの創造的復興と地域活性化」が阿蘇の司ビラホテルで開催された、熊本県立大学理事長・五百旗頭真氏の講演…「地球の歴史」(地球の誕生・日本列島の成り立ち)に基づき”東日本大震災(自分の身を守る;自助)”、”阪神淡路大震災(地域の大切さ;公助)”の事例、将来の東南海地震への備え等…特に熊本空港に大型パネルを設置して「阿蘇中岳火口のライブ映像や阿蘇案内」は創造的復興として実現して欲しい
パネル討論の話
国立公園(小口:環境省)…国立公園が目指すもの、”自然満喫プロジェクト”で地域が元気になること!
阿蘇観光(原山:熊本県)…熊本県、阿蘇観光客の状況
阿蘇中岳(秦:阿蘇市)…3年間中岳火口を見ることが出来ない
ホテルの災害時対応(永田:阿蘇観光協会)…実地体験に基づく災害時の対応は大変役立った、阿蘇地域の観光協会を巻き込み協力して地域の活性化を推進していく姿勢は頼もしい
企業の観光・災害対応(高田:NEC)…企業からの提案は大変参考になる
”荒瀬ダム撤去:よみがえる球磨川”の講演会が旧南阿蘇村白水庁舎の集会場で行われた…厳寒の中、暖房が使えず皆様辛抱強く聞き入っていた
当時、樺島知事は「荒瀬ダムで発電した電気を九州電力に売電するため設備償却が完了して撤去」の意向だったように思う…その考えに私も賛同していた
つる祥子さんの講演を聞いて”ダムは流域の生態系を破壊し、ダムの上流及び下流域にも二次災害をもたらす事が理解できた”…一方、立野ダムは水門を開ければ放水できると言うものではなく、断層が多い所に造る穴あきダムで頑丈に造るようだ。造ってからダムが流域の環境破壊して白川の清流は失われ、支流の山肌が崩壊し土砂や木々が流され、ダム周辺の川底には土砂が堆積、ダムの穴に流木や土砂・岩石が詰まり二次災害を起こすと事態は深刻である。取り壊すにも頑丈過ぎて取り壊すことも出来ない、子孫に負の遺産を残すことになるのではないのか?…地域住民、流域住民の皆さん自分達の身に降り掛かることも考えて頂きたい!
つる祥子さんの講演…福岡での講演を借用
公共事業の在り方…ダム撤去時”国土交通省”は全ての情報を公開、住民参加の公共事業