ロシア最後のホテルの朝食(バイキング)、普段食べる野菜やヨーグルトなどあり健康的でおいしい
ポクロフスキー聖堂(ワシリ―寺院)は赤の広場の南側に立つ大聖堂、対モンゴルの戦勝記念、イワン雷帝によって1560年に建てられた…9つの玉ねぎのようなドームは夫々ひとつづつが協会
赤の広場はクレムリンの正面、ポクロフスキー聖堂とグム百貨店に囲まれた広場、ソ連時代には5月1日のメーデー、11月7日の革命記念日にはパレードが行われた場所…現在は広場で連日、催し物が開催され、その舞台や参加する人々、観光客でごった返している…出店も出ている
赤の広場の真正面に位置するレーニン廟は、レーニンを永久保存する記念堂…ロシアではレーニンは尊敬され、街の銅像も倒されていない
グム百貨店が赤の広場に面し、クレムリンの反対側に立つ国立の百貨店、1921年レーニンの命により開設、有名外資系ブランド店や土産物店が並ぶ…ロシアの富裕層や観光客向け
”ノヴォデヴィチ修道院”の城壁の外の湖、チャイコフスキーが、この湖の周囲を散策しながら「白鳥の湖」の構想を練ったと言われている
モスクワ発17時15分→成田行の飛行機で帰国の途に成田空港には9月3日8時35分到着
ロシア9日間の旅では(1)諸公国(黄金の環;12~13世紀)の大聖堂・聖堂、黄金の門、(2)モスクワ大公国(14~16世紀)の大聖堂・聖堂・教会、修道院、(3)ロマノフ王朝(17~20世紀)の聖堂・教会、宮殿、修道院、美術館など、世界遺産を中心に見学した…次に全体の感想を述べる
①正教会(ギリシャ正教・東方正教会)に基づく聖堂・教会など、黄金に輝く建造物の数々に圧倒された。皇帝の宮殿の内装も木材彫刻の表面に豪華に金メッキされたものが多い…見せびらかすのが好きな国民性、過去の戦争やソ連時代に破壊された貴重な建造物が修復されていた
②ソ連時代の抑圧され統制された暗いイメージはなく、西欧化され自由で落ち着いた社会、町は清潔でゴミが落ちていない。又、西欧社会に見られる町全体がギラギラした商業主義ではなく、スーパーには品物があふれ人々の生活は豊かなように感じる
③インフラが整っているようだ。モスクワには町中に火力発電所があり、余った電力で湯を沸かし周囲の家庭に供給している。日本人からモスクワは寒いでしょうと言われるが”暖房施設が整っているから室内ではシャツ一枚で生活できるので、日本の冬の方が寒い”とのこと…ロシアの街並みは道路などインフラが整備され整然として美しい、日本は本当に豊かな国なのか?
④ロシアには市民が都市郊外に”ダーチャ(別荘;与えられた土地)”を所有し、野菜や花を栽培しガーデニングを楽しんだり、都心を離れて自然豊かな郊外住宅として利用しいる、食糧危機には役立ったようだ
⑤プーシキン美術館で印象派の絵画を鑑賞した、日本の若い女性の美の感覚(健康な美)が間違っているように思える