阿蘇山を眺めて暮らす自由人!

四季の移ろいを肌で感じ、阿蘇で暮らす自由人が見たもの・聞いたこと・感じたこと

真っ黒な阿蘇山

2014年03月31日 | 阿蘇ガイド

 ”阿蘇の野焼き”ほぼ終わった、黒々とした阿蘇山、これから元気な若葉が芽吹く、あいにく3月30日(日)は天気が悪く、夜峰山の半分は未完了だ!

Photo

 暖かくて雨が多いため春椎茸”春子”がよく育つ!

Img_1875

 例年2月や3月には長期旅行に出かけるが今年は家に居た。おかげで庭の手入れが例年より行き届いている。庭もにぎやかになって来た。

Img_1880 Img_1885
コメント

庭の草木も春本番

2014年03月28日 | 阿蘇のくらし

 急に暖かくなって来た…庭の花木や草花が元気よく咲き出した。

 二季咲きの美しく上品な桜”アーコレード(Prunus 'Accolade')”が8分咲き…

Img_1879

 昨年古い枝を剪定した”ユキヤナギ(雪柳;Spiraea thunbergii)”と”レンギョウ(連翹;Forsythia suspensa )”繁殖力旺盛でよく茂り、春を知らせる花!

Img_1876 Img_1877

 ピンク色、紫色、白色の”芝桜(Phlox subulata)”も地面を覆って、これから長く楽しめそう!…いろいろな種類の”水仙”も咲き誇っている。

Img_1881

 庭の芝生の「野焼き」も済ませた

Img_1889

 アスぺクタでは「桜まつり」、”ソメイヨシノ(染井吉野)”が5分咲きだ…阿蘇も春本番を迎えた!

Img_1892
コメント

おいしい丸葉山&春の花

2014年03月27日 | コミュニティの活動(おいしい丸葉山)

 春になり”おいしい丸葉山”の活動もこれから忙しくなる。

Img_1872

 長い間”ミツマタの花”は咲き続ける

Img_1766

 ”土佐ミズキ”に続いて”日向ミズキ”も咲き出しました

Img_1767

 近所の土手に”ショウジョウバカマ(猩々袴)”が咲いていた!

Img_1874_2
コメント

救急救命&火口調査

2014年03月26日 | 阿蘇ガイド

 阿蘇未来館で阿蘇インタープリターの救急救命研修

 人命救助には、まず胸骨圧迫(5cm圧迫、100回/分、30回→息を2回吹込みの繰返し)が重要…実演と練習

Img_2073_2

 先日、変人山の会で”根子岳西峰登山”の下山中に足捻挫(骨折)事故…救命、搬送や応急処置等は他人事ではない!

 中岳火口、案内ルートを事前に調査

 快晴で西風火口見学には絶好だ!…”湯だまり”は干上がり、露出した火口底からガスや水蒸気を噴き上げていた

Img_1844

 ”砂千里ケ浜”を歩くが火山荒原は殺伐!…ここでも育つイタドリやコイワカンスゲにも緑りはないが地下茎は生きているのだろう。

Img_1859
コメント

杵島岳登山(③頂上からの眺め)

2014年03月22日 | 阿蘇ガイド

 杵島岳は2回目だが雪の登山は初めて、途中ベテランのHさんが解説。

 杵島岳の頂上に立つと、冷たい風が吹き抜け体が凍える!…山頂には直径約250mの火口がある。東側中腹に「大鉢(直径約500mの火口)」があり、その中に「小鉢(直径約150mの火口)」や溶岩ドームが見える。

Img_1724a

 頂上から”往生岳”を望む光景である。杵島岳と往生岳は約3,500~2,500年前に出来た玄武岩質のスコリア丘と溶岩流からなる火山と考えらている。

Img_1725a

 ここでも有名な神話…

 健磐龍命は往生岳や杵島岳で弓の稽古していました。家来の鬼八は足が速く、命が頂上から北外輪山の麓にある的石めがけて弓を放つと、的石に矢がグサッと突き刺さります。”鬼八、取って参れ!”と叫ぶと、鬼八は的石めがけて走って行き”命、取って参りました”、矢を続けざまに99本、鬼八は走って拾い帰りましたが”家来と言っても、これでは体がもたんわい”と呟いて、100本目の矢を足の指に挟んで投げ返しました。運悪く矢は命の太腿に突き刺さりました。

 命は腹を立て”主人の矢を足蹴にした上、傷を負わせるとは何事ぞ!成敗してくれる”と叫び、鬼八を追いかけ回して”五ヶ瀬川の窓の瀬”で倒しました。

 鬼八の靈は寒さが迫ってくる頃(稲穂が黄金の波をうねらせ実る頃)、鬼八の傷が痛み怨みの霜を降らせました。百姓の困窮を見て命は”鬼八の靈よ、傷が痛まぬよう火を焚き続けるから、霜を降らせないでおくれ”と鬼八の靈に呼びかけて、役犬原(やくいんばる)に”霜の宮”を建て靈を慰めました。

 阿蘇大明神(健磐龍命)は農耕の神としても崇められています。

コメント

研修旅行(おいしい丸葉山)

2014年03月21日 | コミュニティの活動(おいしい丸葉山)

 3月21日(春分の日)”おいしい丸葉山”のメンバーを中心にした研修旅行。南阿蘇村のバスと運転手を借りてシルバー16名の修学旅行(?)…皆さん、顔ほころんで子供のように楽しそうでした

 ①熊本県立装飾古墳館…全国の装飾古墳の1/3は熊本にあるのですね

 ②八千代座付近の商店街散策…古い町並み風情があります

Img_1791

 ③チブサン古墳…運よく一般公開日で本物見て学芸員の解説

Img_1793 Chibusann

 ④鞠智 城…大和朝廷防衛のため大宰府の食糧・武器・兵士の支援基地として重要だったのですね 

Img_1801

 さらに菊池神社にお参り

Img_1804
コメント (2)

散策の草花

2014年03月20日 | 阿蘇のくらし

 散策の途中で見つけた草花!

 道端に”スミレ(菫;Viola mandshurica)”が小さな紫色の花を付けている。

Img_1758

 土手には”ツクシ(土筆;Equisetum arvense)”が生えだした春らしい季節だ!…しかし痩せた畑に生えるスギナの除草には苦労する。

Img_1759

 ”フキ(蕗;Petasites japonicus)のトウ”は今が旬、蕗味噌にして食べるとほろ苦くて春の味がした。

Img_1757

 我が家の芝生にも種が飛んで来たのか”アマナ(甘菜;Amana edulis)”が白い可憐な花を付けている。アマナは里山に自生し薬草としても利用される植物、阿蘇の冷涼な気候には適しているのかな?

Img_1764
コメント

小道の改修

2014年03月19日 | 阿蘇のくらし

 阿蘇に家を建てて約9年になる。入居時、家の周りは草茫々で茂る草を取り除き砂利を敷いて最初に造った小道(before)…妻の要望で、この小道を改修(after)。

Img_1697

 まず砂利を取り除いてボラ土を敷く。その中に踏み石を配して、”まさ王”(透水性があり固まる土)を約3cm程の厚さに敷き水をかけ24時間乾燥させて完成…自然風の自作小道で雑草が生えず手間が省けそう!

Img_1753

 踏み石の間には ”HOME”, ”FRIEND”, ”LOVE”の銘板を置き変化を付けた。

Img_1750 Img_1751 Img_1752
コメント

杵島岳登山(②立野火口瀬)

2014年03月18日 | 阿蘇ガイド

 杵島岳登山の途中、北外輪山と南外輪山の切れ目”立野火口瀬”を眼下に展望(空気が済んだ日には金峰山や雲仙が見えるのだが…)

Img_1706_2

 有名な神話では

 阿蘇大明神(健磐龍命;たていわたつのみこと)は満々と水を湛えた阿蘇谷を見て「湖水を干せば良田になろう!」と考え、外輪山の一角を「エイー!」と二度、三度蹴破ろうとしましたが、蹴破ることが出来ません。そこは外輪山が二重になっていました(ここを二重(ふたえ)の峠と言う)。そこで外輪山の少し南の弱そうな所を「エイッ!」と一蹴りすると、山はこわれ湖水はゴーゴーとすさまじい音を立て流れでました。

 ここが”立野火口瀬”…阿蘇谷から流れる黒川と南郷谷から流れる白川がここで合流し、熊本平野を潤し有明海に注いでいる。

Img_2066

 ”立野火口瀬”は北向山断層(北落ちの正断層)と大津から立野火口瀬に至る断層(南落ち断層)の2つの活断層で低くなっていて、地質的には貴重な所。…9万年前にカルデラが形成された後、古阿蘇湖、久木野湖、阿蘇谷湖の3回湖が出来たが、今は湖が干上がりカルデラの中に5万人が住んでいる。

コメント

春ですね!

2014年03月17日 | 阿蘇のくらし

 阿蘇にも春立つ季節到来…今日は雲一つない晴天!

 色々な種類の”クリスマス・ローズ”が咲き誇っている。

Img_1739 Img_1740

 ラッパ水仙”も咲き始めた。

Img_1741 Img_1743

 河津桜”の蕾が綻び始めた。

Img_1744

 ”ヒヨドリ”が来てリンゴをかじって行く…春ですね!

Img_1735
コメント

杵島岳登山(①中岳と草千里ガ浜)

2014年03月15日 | 阿蘇ガイド

 3月15日 雪の杵島岳に登山した。その時の風景を3回に亘って紹介する。

 ①中岳と草千里ガ浜

 中岳は昨年の12月27日に噴火警戒レベル2(火口周辺警戒)となり火口周辺1km立入禁止、今年3月13日レベル1(平常)に引き下げられて火口見学が可能になった。真近で見る雪の中岳、水蒸気がもくもくとたなびく!

Img_1713

 中岳の熱源は、草千里ガ浜の地下6kmにあるマグマ溜まりから供給されている。草千里ガ浜には目玉が2個あり真ん中に鼻がある人の顔に見える。岡本太郎が作成した大阪万博会場の”太陽の塔”と似ていて、その発想の原点とも言われている(?)

 草千里ガ浜は2.5万年前に出来た火山。二重の火口があり、外側の火口は直径千メートルの浅い皿状で右(西側)の池がその名残、左(東側)の池は内側の小火口の一部である。

Img_1730  
コメント

参勤交代の道(豊後街道)と的石の御茶屋跡

2014年03月13日 | 阿蘇ガイド

 ①押土石の丘、②鍋ケ滝を訪ねたドライブで立ち寄った③”参勤交代の道”

 外輪山に沿って走るミルクロードに二重の峠があり、そこから阿蘇の的石に向ってカルデラを下っていく”豊後街道”、敷石には溶結凝灰岩を敷き詰めた立派な道…昔の人の息遣いを感じる!

Img_1659 Img_1657

 カルデラを下った所に④”的石の御茶屋跡”、北外輪山から湧き出る泉水を利用した庭園…参勤交代の往時を偲ばせる!

Img_1665 Img_1664

コメント

梅、ジンチョウゲ、スイセン(ティタティタ)

2014年03月12日 | 阿蘇のくらし

 昼食は西原村の”インド料理 Asopalav”、本場のインドカレー(Lame Vindaloo Curry)の食事で満腹!

 ピンク色の”梅(Japanese apricot)”の花が咲き出した。

Img_1692 Img_1691

 寒い日々が続き”ジンチョウゲ(沈丁花;Daphne odora)”の花の開花が遅れて、ちらほら咲いている…近付くと春の到来を告げる芳香が漂う!

Img_1693 Img_1694

 日本水仙の次に咲く”ミニ水仙ティタティタ”は全開だ!

Img_1695
コメント

冬の鍋ケ滝

2014年03月11日 | 阿蘇ガイド

 阿蘇火砕流が作り出した景観、有名な冬の”鍋ケ滝”(高さ9m、幅25m)を訪ねる。シーズンオフで見学する人もまばら。

Img_1641

 通称「裏見の滝」で奥行十数mえぐられ、滝の裏側から流れ落ちる水のカーテンを見学…柔らかい火砕流が削り取られ硬い溶結凝灰岩にかかる滝だ!

Img_1643
コメント

野焼き(南外輪山)

2014年03月10日 | 阿蘇ガイド

 昨日、自宅から南外輪山を2km程登ったアスぺクタ付近で”野焼き”が行われた。今年の野焼きは天候に恵まれ予定どうり進んでいるようだ。今日も曇り微風で草は乾燥していて野焼きには良いコンディションだ。

 真近に迫る炎は迫力満点!…消防車も待機、作業は慎重に火が燃え広がらないように行われていた。

Img_1685 Img_1686

 紫のクロッカスが最後に咲いた。黄→白→紫色の順番でクロッカスの開花も終わりを告げる。

Img_1671
コメント