立野峡谷(南阿蘇村と大津町)に建設される”立野ダム”に関し現地説明と村民説明会が実施された…国土交通省のダムに関する説明、村民(ダムに頼らず河川改修や遊水地による治水の村民、計画どうりダム建設して治水の村民)の質疑応答は初めての試みである
ダム建設現場で南阿蘇村建設課長、国土交通省立野ダム建設所長が説明…立野ダムの建設場所は写真の仮設橋の部分、後方に第一白川橋梁が見える(手前が白川の上流、左側が北向山)、白川の両岸は崩落が激しい
村民説明会では立野ダム建設所長の説明に続き、阿蘇の自然を守り隊代表・松本氏が質疑、続いて多くの意見や質疑応答交わされた…国土交通省立野ダム建設事務所のホームページ、熊日の記事、朝日新聞の記事…熊本地震で”立野ダム”の約600m程上流の”阿蘇大橋”が崩落し、白川に架かる”第一白川橋梁”や”犀角山(さいかくやま)トンネル”が甚大な被害を受けた。立野ダム建設現場に隣接して北向山断層が走る。国家事業(公共事業)の進め方に疑問を感じる…我々は熊本地震の大災害を経験した、一度立ち止まって、防災、費用、環境、工事の優先度など住民の声を聴き進めて行くことが肝要である
村長の見解…下流域は推進の声が多いため推進の立場だが、多くの村民がダムを見学してダムについて考えて頂きたいと述べる
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