大学の講義3回目、情報倫理(情報社会における生活)電子美術館、遠隔教育、医療・福祉のインターネットの活用、スマートホン・携帯の普及による生活の変化と問題点…講義も軌道に乗ってきた
学生に聞くとスマートホンに月7千円~1万円掛かると言う(費用が掛かりすぎる!)…私は昨日、スマホはインターネット専用端末(docomo契約を解除して”OCNモバイルone”)に変更、だが電話はスマホの”OCN+”に慣れるまで、ガラケー(n703iμ)を使うことに決めた。
大学では老朽化した校舎を建て替える工事が進行中…さらに革新的な教育も期待したいものだ!
通勤途中の第2熊本空港線、新緑の楠(熊本県の木)の並木がどこまでも続きドライブが楽しくなる道路だ!
”キスミレ(黄菫)”が一面に咲き誇る…キスミレは大陸系遺存植物(九州が朝鮮半島と陸続きの頃、大陸から南下してきた植物で阿蘇高原の冷涼な気候で残った)で絶滅危惧種の希少植物、野焼きがその生育を助けている。
火山博物館を出発して、野焼き後の杵島岳に登る…天気は快晴だが、春霞で視界マズマズ!
自宅付近(海抜500m)では既に咲き終わった”ショウジョウバカマ(猩々袴)”、海抜1200mの山麓ではまだ咲いている。
古御池の中にも牛が草を食べるために歩いて付けた道”牛道”(ジグザグの線)が沢山残っていた…牛は急坂でも草を食む!
阿蘇谷の採草地…春の野焼きから秋まで植物の成長にまかせ、秋に牛馬の資料に刈り取る。刈り取った年の草原はそのまま植物を茂らせて翌年の春に野焼きする。この隔年の野焼きで野焼きした草原は黒く、野焼きしていない草原は少しグリーンのマダラ模様を呈する!
『阿蘇の自然と防災の本』作成のための、”第3回学習会”は行政から「阿蘇市の防災について」
"九州北部豪雨(2012/7/2)の災害"、"阿蘇火山の活動記録"の話、避難と自分達の地域は自分達で守ることが必須との話…自然災害が多い日本、防災を考慮しつつも利便性・景観等を考慮したバランスが取れた街造りが望ましいと思う!
第1回は「阿蘇火山と防災」…原発はプレートテクトニクス理論を考慮すると危険…防災には想像力が一番だ(特に東京一極中心の日本危険極まりない、日本全体で危機分散が必須だ)!
第2回は「地名はかたる」…土地には魂がある、阿蘇の地名は民話・伝説・伝承で語られている(この調査には骨が折れそうだ)!
テニスの練習を「高森体育館」で行っている、近くに特異な形容をした”らくだ山”がある。
カルデラ壁の地盤岩が露出したもので、根子岳(8~11万年前)と同じように古く”先阿蘇火山”と呼ばれている。≪北から撮影≫
阿蘇カルデラは4回(27万年前、14万年前、12万年前、9万年前)の大噴火により形成された。その後、中央火口丘群(中岳、高岳、烏帽子岳、杵島岳など)が3万年前~2千年前に噴火して現在の阿蘇山が出来上がった。カルデラ形成後”古阿蘇湖”、”久木野湖”、”阿蘇谷湖”(7万年前~6千年前)と3回湖が出来ては消えたと言われている。
”らくだ山”は、写真の様にラクダの背のように見える…名前ピッタリの山の容体である
阿蘇カルデラ壁をつくる古い火山噴出物に貫入したマグマが板状に冷え固まった岩脈が浸食により露出したもの…厚さ約5m、東西方向に長さ約100m。≪南から撮影(2014/3/7)≫