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阿蘇山を眺めて暮らす自由人!

四季の移ろいを肌で感じ、阿蘇で暮らす自由人が見たもの・聞いたこと・感じたこと

ミュールダール→フロム(山岳鉄道)、フロム→ベルゲン(ソグネフィヨルド・ツアー)

2016年06月30日 | 北欧の旅(ストックホルムを拠点に)

オスロ(Oslo)午前8時25分発〜ミュールダール(Myrdal)午前12時59分着



途中の駅は、SANDVIKA→ASLKER→DRAMMEN→HOENEFOSS→NESBYEN→GOL→AAL→GEILO→
USTAOSET→FINSE に停車…列車は海岸にあるオスロ駅にから次第に高度を上げ海抜約1300m山岳の残雪が残るミュールダール駅に到着







ミュールダール(MYRDAL)午後1時27分発 〜フロム(FLAAM)午後2時25分着…約1時間山岳の絶景を眺めながら山岳鉄道で行く…滝の中腹では音楽に合わせ踊る女性のパフォーマンス!






フロム(FLAAM)〜ベルゲン(BERGEN)まで5時間のソグネフィヨルド・ ツアーは、ヨーロッパ本土で最も深く(最深部1308m)・長い(204km)ソグネフィヨルドを航海…絶壁の山肌から残雪が溶け滝になって流れ落ちる







ベルゲンには大きな弧を描いて虹が架かっていた


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オスロの1日

2016年06月29日 | 北欧の旅(ストックホルムを拠点に)

オスロはノールウェイの首都(人口約65万人)で、北海から約100kmほどフィヨルドの奥にある。
オスロでの1日、オスロ・パス(24時間)を購入して足早に主な見所を回る



グィーゲラン公園(別名フログネル公園; Frongnerparken)菩提樹の並木道に沿って様々な動作をした人間の彫刻が多数ある…人生のひとコマ、人の流転を意味するものか?



公園中央の塔”モノリッテン”は128体の裸の人間が刻まれている…”人の原点とは何か?”を問われているようだ!



”怒りんぼう”と握手



国立美術館には”ムンクの代表作『叫び』”のほか10点ほどある…ゴーギャン、ピカソ、モネ、セザンヌなど有名な画家の絵も多数




アーケシェース城は、1299年にホーコン5世マグヌソン王によって建てられたたが、1527年に火事で大部分焼失。1600年前半デンマーク王、クリスチャン4世がルネッサンス様式の宮殿として改築。1815年以降、国の公式行事などに使用されている



バイキング博物館の”オーセバルク船(Oseberg)”は紀元820年頃造られた。船(22m長、5m幅)はオーク材で造られ、美しい彫刻で飾られている。船員は30人(漕ぎ手、操舵手、見張り)乗り。紀元834年に二人の女王(70〜80才、50才以上)の埋葬船として利用された。死の国への旅立ちに際し、素晴らしい埋葬品で飾られた(1904年に発掘)



”ゴーグスタット船(Gokstad)”は紀元900頃造られ、後に王の埋葬船として使われた。船(23m長、5m幅)は喫水線が低く外海の航海に適している。一方の船壁には32防盾が装備され、金色と黒色が交互に塗られていた。埋葬船には40才代の男性が横たわり、両膝に強打の痕跡があり戦死の兆候を示す。…バイキングは8〜11世紀、デンマーク、ノールウェー、スエーデンを拠点とした北ゲルマン人が優れた造船技術と戦闘能力を持ち50〜60艘(30〜40人/艘)の集団でヨーロッパや北米大陸に遠征し略奪や侵略を繰り返した



ノールウェー民族博物館では、木造教会(スターブヒルケ;Stavkirke)はゴール村(Gol)から移転された1200年前の教会、屋根にバイキング時代の魔除けの龍頭がある。また、古い家の屋根には草が生え貫禄がある



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ストックホルム(Sweden)〜オスロ(Norway)

2016年06月28日 | 北欧の旅(ストックホルムを拠点に)

ストックホルム中央駅午前11時6分発の列車でオスロ中央駅午後4時9分着、約5時間の旅<>/p>


森と湖、畑の中にまばらにスエーデン住宅の民家が点在する。途中の駅はスエーデン側が8駅、ノールウェイ側は1駅で次の駅に停車する…SODERTALJE SYD(Sweden) → KATRINEHOLM → HALLSBERG → DEGERFORS → KRISTINEHAMM → KARLSTAD → ARIVIKA(Sweden) → KONGSVINGER(Norway)…空が広く感じる





車窓から見る空の雲、森や湖、その中に点在する民家の様子は絵になる様に美しい、人々は自然の中に溶け込んで生活している…ノールウェイに近づくと壁が白い家が多くなる



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リッダーホルム教会、ノーベル博物館のカフェ

2016年06月27日 | 北欧の旅(ストックホルムを拠点に)

晴天、日替わりで天気が変わる。昨日の続きガムラスタンのリッダーホルム教会13世紀半ば、フランシスコ会修道院として建てられたストックホルムで最も古い教会のひとつ



グスタフ・アドルフ2世より歴代国王・女王永眠の場所



ノーベル博物館にある、カフェでは晩餐会のディナーで出されていたデザートの”アイスクリーム”を味わう、食後のコーヒーに添えられるノーベルの肖像画の入った”チョコレート”は孫の土産に



カフェの椅子にはノーベル賞授賞者自筆のサイン…益川敏英さん、小林誠さん、鈴木章さんのサインも見受けられた




ガムラスタンの隣、ヘラズホルメン島にあるスエーデンの国会議事堂



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市庁舎(ストックホルム)、王宮

2016年06月26日 | 北欧の旅(ストックホルムを拠点に)

朝から雨、ストックホルム中央駅の西側、歩いて5分の所にある市庁舎へ、スエーデンの建築家ラグナル・オストベリ(Ragnar Ostberg)の設計でナショナルロマン様式、北欧中世風のデザイン、赤レンガの王宮の様な建物



ブルーホールはノーベル賞授賞祝賀晩餐会が催される所、2階の市議会の議場はバイキング・ルネッサンス様式の天井をもつ





黄金の間は1800枚の金箔モザイクの壁面で、ノーベル授賞パーテイの舞踏会広間として使われる…優雅で気品がある建物



中央駅から地下鉄で旧市街ガムラスタン(Gamla stan)へ、王宮の衛兵の交替式を見学した後、王宮の居室を見学…王族の居室は約600室あり、ベルナドッテの間、晩餐会の広間や迎賓の間など





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スカンセンの夏至祭

2016年06月25日 | 北欧の旅(ストックホルムを拠点に)

. ストックホルムは大小合わせて14の島からなる、ユールゴーデン島にある”スカンセン(Skansen)”は1891年にオープンした野外博物館で1700〜1900年代のスエーデンの古い農家、ガラス工場、豪族の邸宅やパン屋などを保存して展示し、その地方の衣装を着けて実演している







. 風は涼しいが晴天で陽射しが強い一日、”スカンセン”で夏至祭が催された…田舎の夏至祭と比べ華やかな雰囲気、子供達や民族衣装をまとった人々、大勢の観光客で賑わっていた





. スカンセンからバス乗り場がある”スルッセン(Slussen駅)”までフェリーで帰る、途中スエーデン軍の”古い練習船”が停泊していた…ストックホルムではフェリー、地下鉄、路面電車、車など多彩な乗り物が利用されている




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夏至祭〜Ingaro

2016年06月24日 | 北欧の旅(ストックホルムを拠点に)

Ingaroの夏至祭は夏至に最も近い土曜日の前日Midsommarafton(ミッドソンマルアフトン)、次のプログラムに従い行われた


①ポールを準備する ②若い男達がポールを立てる…私も参加



③手作りのお菓子とコーヒーの店、子供の楽しみ魚釣り(シャボン玉などの景品)、抽選会の景品展示とクジ販売




④老若男女や小さい子供達が手を繋いでポールの周りを廻りながら歌を歌ったりダンスに興じる(メインイベント) ⑤抽選会など…心配された雨、幸い降らず地区(Ingaro)の人々が大勢集いの地域に根ざした夏至祭だった!




夏至祭りの宴には、黒パン、チーズ、ニシンの酢漬け、サーモンのマリネ、ゆでたジャガイモ、羊のリブ、ビール、ワインやアルコール度数が40%の酒など飲みながら歓談に興じる。夏至祭の後、Mさんが時間をかけて料理したに地元のエスカルゴ、スエーデンの南の島で取れた新鮮なイチゴのケーキとワインやコーヒーを飲みながら雑談中…英国のEU離脱のニュースがテレビで流れ驚く、世界の経済混乱か!





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別荘地の環境

2016年06月23日 | 北欧の旅(ストックホルムを拠点に)

6時起床、近くの別荘地を散策、散在して住んでいるためポストは一箇所にまとめて設置している…色々な別荘が建ち並ぶ



ほとんどの別荘は岩盤上の広いスペースに建てられていて、主屋・車庫・物置・ゲストハウスなどが上手に配置されている…スエーデンはプレートテクトニクスによる地殻の滑り込みはない、そのため日本のような火山噴火や地震は起こらない




ゴミ箱を吊り上げてゴミ収集車に中身を移す…作業員の腰痛防止のため



北国の午後10時30分頃、太陽で赤い夕焼け…太陽が北に沈んで、また北から昇ってくる、北極圏では白夜だろう!



今日、Nacka(Stockholm)に帰りiPadを持参したので、田舎の家(Ingaro)でもWi-Fiに接続してブログを作成出来るようになった


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田舎の家(Ingaro)の生活

2016年06月22日 | 北欧の旅(ストックホルムを拠点に)

ストックホルム郊外の島(Ingaro)、6時起床、南側の岩山に登る…頂上の岩肌には苔が生え、岩の間から松の木立が高く伸び、地表には野生のブルーベリーが茂る




夏至祭の準備の買い物、Picard(国営の酒販売店)でワインやビール、DisalやMaxi(スーパーマーケット)で食料品、BILTEMA(道具店)でボートの修理用品などの買い物に同伴してスェーデンの店舗を覗く…整然とユニット単位に製品が並べられていた







近くに新しく出来た地ビールの工場、建物は古風なスェーデン工場様式で造られている



地域の古い庄屋の建物、レストランや集会場として使われているようだ…郊外は緑が多くゆったりした雰囲気だ



バルト海の海岸に出る砂浜では日光浴や水泳に興じる家族、夏の盛りには駐車場が一杯になり人出が多いそうだ…海岸付近は湖と海が混じり塩分が少なく辛くない




北国の強い太陽を浴びて疲れた!


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スットクホルム(中央駅、コンサートホール)

2016年06月21日 | 北欧の旅(ストックホルムを拠点に)

5時起床、外国旅行は異文化に触れ何かと緊張しているため時差も気にならない…睡眠を十分取って体調に気おつけなければ!


Mさんがスエーデン近郊のバス・地下鉄・フェリーで通用する便利な定期券の購入方法を教えてくれたり、自分のスマートホンも連絡用に貸してくれた…スマートフォンは一定の金額をチャージしておけば、その金額分通話が出来る日本には無い便利な機能だ


スットクホルム中央駅で6月28日から出かけるオスロ行きの高速電車を予約する



中央駅近くにノーベル賞の受賞式が行われるコンサートホール、普段はその前に仮設の野菜や果物市場があり多くの人々で賑わっている



スットクホルムのNackaから車で約40分程Ingaroの田舎の家へ…都市に住むスットクホルムの人々は郊外にサマーハウスを持っていて太陽が降り注ぐ季節には家族や友人と一緒に生活を楽しんでいる



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成田からデュセルフドルフ経由ストックホルム(Sweden)

2016年06月20日 | 北欧の旅(ストックホルムを拠点に)

ストックホルムの友人を訪ねて旅に出る…1月頃から予定していた旅、その後、母が亡くなり、また1ケ月後には熊本地震に襲われ迷ったが、生活もかなり落ち着いたので実施に踏み切った


19日熊本は大雨の天気予報、午前9時頃、霧が立ち込める南外輪山越えのグリーンロードを通り車を空港近くの駐車場に止める。熊本空港から羽田空港を経由して成田で前泊



20日成田午前11時発の経由地デュセルドルフ行きのANAに搭乗、時差は日本より7時間の遅れ、飛行時間は約11時間25分順調な飛行で現地時間午後3時50分着、さらにデュセルドルフ午後5時45分発の飛行機で目的地ストックホルム アーランダ国際飛行場に午後8時頃着





スットクホルムに住むボーさんとミチコさんが空港まで迎えに来てくれた。これからミチコさん宅にしばらくお世話になる…スェーデンは初めてだ、隣国のフィンランドに約11年前に情報学会で訪れたが最近のような気がする

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南阿蘇~中央火口丘と野草(ハナシノブ、マツモトセンノウ、クララ)

2016年06月15日 | 阿蘇のくらし

 久しぶりに晴れ間が広がる南阿蘇、土砂崩れが至る所に見える”中央火口丘”だが、熊本地震から約2ヶ月経って少しづつ生々しさが消えつつある…自然の厳しさと優しさを感じる

 梅雨に入り”アジサイ”が華やかに咲く

 阿蘇の草原や庭には阿蘇特有の野草が咲いている。”ハナシノブ”と”マツモトセンノウ”は共に阿蘇の草原で見られ六月頃花を咲かせる。日本列島が大陸と陸続きのとき渡って来た野草(環境省・絶滅危惧種)

 

 牛が食べないため阿蘇の草原に残る野草”クララ”…オオルリシジミ(絶滅危惧種)は美しい瑠璃色の羽が特徴のチョウで、4月下旬~5月上旬頃に阿蘇の草原で見られる。オオルリシジミの幼虫は「クララ」だけを食べて成長する

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熊本地震-15~立野ダム学習会

2016年06月05日 | 熊本地震

 鶴屋9階の市民交流会パレアで開かれた”立野ダム学習会”に参加…震災により南外輪山越えのグリーンロードを通る道、片道約2時間の長旅(写真は火山博物館・須藤靖明学術顧問等の講演会から引用)

 

 会場は満杯、熊本市の方々にも関心事のようだ!。”立野ダム”は熊本地震で崩壊した阿蘇大橋から約2.5km程度下流に、洪水調節用の”穴あきダム”を建設予定(手の部分)。立野は阿蘇外輪山の唯一の切れ目、阿蘇外輪山が南と北を走る2本の活断層(立野から南西に向かう北落ちの正断層である北向山断層、立野から大津に向かう南落ちの正断層)に挟まれた場所


 今回の地震で、黒川の両岸は大量の土砂崩れを起こし、阿蘇大橋が崩落、道路が寸断された。断層が走り、両岸は火山灰のもろい地層にダム建設を強行すればダム崩壊による人的な二次災害等が懸念される…人間は自然の脅威に謙虚なれ!


 4月14日から熊本地震の群発地震は、2015年11月14日に横ずれを起こした薩摩半島西方沖地震(M7.1)との連動性が強いとの解説
…地殻変動が”アクティブ”になって来た、地震帯上にある”川内原発”も心配だ!



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熊本地震-14~阿蘇大橋付近

2016年06月04日 | 熊本地震

 熊本地震が起こってから約50日程過ぎた、初めて崩壊した”阿蘇大橋”近くに行く…道路は橋が崩壊したため寸断され、対岸には橋桁を支えていたコンクリートの基礎部分が残っているだけ。又、地元民の指摘を受け1ヶ月経って九電が現地調査を始める(熊本日日新聞)



 橋が架かっていた黒川の両岸は大きく崩れ落ちていた…写真は川下(熊本市)に向かって右側の川岸と左側の川岸。約200m程下流で阿蘇谷の黒川と南郷谷の白川が合流して、白川となり熊本市に流れ下り有明海に注ぐ




 黒川を覗くと、崩壊した無残な橋桁が横たわっていた…南阿蘇村にある”東海大学農学部”正門の近く、道路などのインフラが復興し早く学生が帰って来ることを期待する




 被害に遭った立野周辺の民家…民家の壊れ方は一階が潰れ二階が残っている。一階より二階に寝ている方が助かる確率が高いようだ




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我が家

2016年06月03日 | 阿蘇のくらし

 3週間留守にして、阿蘇に帰って来ると予想通り草が生い茂っていた


 巣箱に巣を作っていた”シジュガラ”は巣立って行ったのだろうか? 姿が見えない



 池には鯉が泳ぎ、睡蓮が咲き出した



阿蘇の花”ハナシノブ”が咲き、梅雨に入り”ヤマアジサイ”や”アヤメ”が咲く





 午前5時19分撮影した朝焼けの”中岳”はいつもと変わらない


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