3月15日 雪の杵島岳に登山した。その時の風景を3回に亘って紹介する。
①中岳と草千里ガ浜
中岳は昨年の12月27日に噴火警戒レベル2(火口周辺警戒)となり火口周辺1km立入禁止、今年3月13日レベル1(平常)に引き下げられて火口見学が可能になった。真近で見る雪の中岳、水蒸気がもくもくとたなびく!
中岳の熱源は、草千里ガ浜の地下6kmにあるマグマ溜まりから供給されている。草千里ガ浜には目玉が2個あり真ん中に鼻がある人の顔に見える。岡本太郎が作成した大阪万博会場の”太陽の塔”と似ていて、その発想の原点とも言われている(?)
草千里ガ浜は2.5万年前に出来た火山。二重の火口があり、外側の火口は直径千メートルの浅い皿状で右(西側)の池がその名残、左(東側)の池は内側の小火口の一部である。