阿蘇山を眺めて暮らす自由人!

四季の移ろいを肌で感じ、阿蘇で暮らす自由人が見たもの・聞いたこと・感じたこと

おんだまつり~「阿蘇の農耕祭事」

2017年07月28日 | 阿蘇ガイド

 おんだまつり(御田植神幸式)は阿蘇神社の年中行事の中で最大規模のもの。神様がお乗りになった四基の神輿を中心に、田男・田女・牛頭などの農耕に関する人形や、神様のお食事を運ぶ全身白装束の宇奈利(ウナリ)たち、約二百人の行列が青田の中を練り歩きます。神様に稲の生育状況をご覧頂き、秋の豊作を祈願するものです…神殿



 仮拝殿では左から一の神輿(健磐龍命)、三の神輿(5人の男神)、二の神輿(阿蘇比咩命)、四の神輿(5人の女神)を前に例祭献弊式…神官と宮司による例祭献弊式、農耕祭事の主役である牛頭・田男・田女の人形





 御田植神幸式の順路と時間



 猿田彦を先頭に御幸門(みゆきもん)から行列が出発、続いて前駆神職ー五色絹ー鷹持ーウナリ14名ー獅子頭ー早乙女ー大傘ー田楽ー大太鼓ー大傘ー田男人形ー牛頭ー田女人形ー神馬ー金幣ー鉾ー四の神輿ー金幣ー鉾ー三の神輿ー金幣ー鉾ー二の神輿ー金鉾一鉾ー一の神輿ー神職ー宮司の構成…御幸門を出る猿田彦、ウナリ、四の神輿、一の神輿、宮司







 一の御仮屋…一の御仮屋に向かうウナリ、御仮屋での御田植式と神輿出発、早乙女






 午後4時30分頃、門前町(水基通り)に到着、神輿は駕輿丁(かよちょう)が田歌を歌いながらゆっくり進む





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熊本県立大学(阿蘇の環境研修-3)~阿蘇火山博物館、草千里、古坊中

2017年07月23日 | 阿蘇ガイド

 23日は阿蘇火山博物館、草千里ヶ浜、古防中…阿蘇ジオガイドは阿蘇道の駅でバスに乗り、帰りも阿蘇道の駅で下車する



 阿蘇火山博物館では、始めに3Fのマルチホール”阿蘇山や火山の概要”を学ぶ




 その後、展示を見ながら”カルデラの出来方”、”阿蘇火山の特徴や火山の出来方”、”地震の仕組み”などを解説



 ”草千里ヶ浜”を散策、涼しい風が吹き抜け気持ちがいい



 荒涼とした登山口、阿蘇神社の山上神社や西巌殿寺(奥の院)、古防中は山岳信仰の拠点として36坊、52庵が立ち並び修験者の法螺貝が聞こえた所だ



 帰路、放牧中の赤牛や馬など



 楽しい(enjoyable)、教育的(educational)な研修旅行になった…研修のレポートは英文で提出とのこと

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熊本県立大学(阿蘇の環境研修-2)~高森湧水トンネル、南阿蘇ビジターセンター

2017年07月22日 | 阿蘇ガイド

 高森湧水トンネルは南東側カルデラ壁をくり貫く国鉄の高森線と高千穂を結ぶ鉄道のトンネル工事中、大量の出水で工事を中断



 昭和50年 高森トンネルの入り口から約2kmの構内で毎分36トンの大量出水、高森町内の湧水8ヶ所が枯れ住民の水道が断水、平成6年親水公園として開放



 トンネル内の”七夕祭り”は終わていたが七夕飾りは残っていた。現在も32トン/分の湧水があり気温17°C、水温13°Cで涼しい



 ”人気の七夕”は工夫を凝らしている




 南阿蘇ビジターセンターは阿蘇の素晴らしい自然を楽しむための施設


 阿蘇に生育する希少植物を植えた野草園は学芸員のIさんが丁寧に解説…ハンカイソウ、キアゲハ、オカトラオノ





 遠見展望所から”らくだ山”と”根子岳”の展望



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熊本県立大学(阿蘇の環境研修-1)~幣立神宮、草部吉見神社

2017年07月22日 | 阿蘇ガイド

 阿蘇の環境を知るための研修旅行、マイクロバス2台の予定が、大型バス1台になったため巡回できるジオサイトが限られれた…22日は”阿蘇と神話の不思議をたどるコース”をガイドする


 幣立神宮は健磐龍命が神武天皇の命により阿蘇に下向の折、幣帛(へいはく)を立て天神地祇(てんじんちぎ)を祀った所…御祭神は神漏岐命(かむろぎのみこと)、神漏岐命(かむろみのみこと)、大宇宙大和神(おおとちのおおみかみ)、天照大御神(あまてらすおおみかみ)など古い神々




 ”高天原”や”筑紫の屋根”の尊称がある…雄大な世界観?




 東御手洗と八大龍王が鎮まる池





 神々は稲作を広めて人々に役立った、その基田




 草部吉見神社は日本三大下り宮の一つで、社殿が鳥居の130段下にある



 主祭神は日子八井命(ひこやいみみのみこと)は阿蘇津姫命(あそつひめのみこと)の父神…吉見神は、吉の池の大蛇を退治した




 御塩井という湧水が御神体である…大蛇の像が池の傍に立つ



 御神木は古い杉の大木



神道の精神は、獲ることより、既に在るものに対して神に感謝する気持ち。神は教えることや指示はしない、自ら学ぶことである Being given life equals taking lives. Mostly, these lives are lives from natural world.(春木信哉宮司)



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猿去るネット

2017年07月12日 | 阿蘇のくらし

 これまで畑は無防備だったので畑には約15匹の猿が集団で荒らしに来た。畑で作物を作ることをあきらめて”GUEST HOUSE”を建てた


 しかし自分たちが食べる野菜を作りたくなりGUEST HOUSEの前に、再度枕木で囲んだ”ベジタブルガーデン”を造ることになった…今年も猿が荒らしに来る


 ”猿”対策のため、畑の中に2mの木の柱や農業用パイプを立て周りをフニュフニャの”猿去るネット”で覆った…その効果あり猿が来なくなって一安心だ





 ”猪”がユリやチューリップの球根を食べに来て、ガーデンや土手を掘り返して困っている…次は猪対策を考えなければ!


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生駒市-2(被災地視察)

2017年07月08日 | 阿蘇のくらし

 2日目は主に被災地を視察、高野台(地すべり)~阿蘇大橋(落橋と斜面崩壊)、セブンイレブン前(地割れ)の解説と見学





 中央火口丘の山肌の地滑りと広大な草原の意義と放牧の様子



 阿蘇神社の復旧の現状、箱石峠を越えて高森(花門)で昼食



 最後に”あそ望の郷”では”(株)くぎの”社長藤原健志さんが災害対応の取り組みについて講演



 素晴らしい南阿蘇村の様子、厳しい地震の現場や災害復興の様子を体感されたことと思う


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生駒市(自治会)が南阿蘇村へ地震視察と防災研修

2017年07月07日 | 阿蘇のくらし

 生駒市東蓄区自治会連合会の13名の皆様が南阿蘇村を視察に訪れた…村長の挨拶に続いて、和やかな話合いの後、生駒市小柴雅史市長からのメッセージを吉良清一村長に手渡す連合会会長の藤沢清二さん



 この後、小雨の中、南阿蘇村自慢の白川水源(名水百選)…中央火口丘群に降った雨が地中に浸み込み数十年の歳月を経た後、約60トン/分の湧水が湧き出している


 アイガモや鯉を田圃に放し雑草を食べさせる有機農法”おあしす米”について解説と田圃を見学、30年かけて顧客との信頼関係を築いて来た”おあしす米”…アイガモが多いと遊んで一部の田圃が荒らされるようだ




 おいしい丸葉山の”独立型発電システム”の解説と見学…熊本地震に際して生駒市の方々から多くの寄付を頂いた



 県立の野外劇場”アスペクタ”での昔懐かしい音楽を、中央火口丘を展望しながら鑑賞する




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アジサイの季節

2017年07月05日 | 阿蘇のくらし

 梅雨になりアジサイの季節到来…北側土手のアジサイが生い茂って来た





 道路側のアジサイが道にはみ出す



 昨日の台風で根こそぎ折れて倒れたモミジの木…晴れたら撤去しなければ!



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大観峰で英語ガイドの練習

2017年07月03日 | 阿蘇ガイド

 眼下に阿蘇谷のカルデラを展望する…曇天だが爽やかな風が吹き抜ける



 大観峰で英語ガイドの練習…自分が作成した英文をジャービス先生が添削、添削済みの英文を用いてガイドが練習に励む



 カルデラの周りには雄大な草原が広がる




 ツクシアザミと蝶


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梅雨の晴れ間の阿蘇五岳

2017年07月02日 | 阿蘇のくらし

 梅雨の晴れ間の阿蘇五岳…青々とした山肌に土砂崩れの跡が残る


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