ようやくタイヤの端っこがむけました・・・
社会人になってから初めて?三日連続オートバイに乗りました。一般道・ワインディング・高速道路と、640km走って31.26km/ℓ の平均燃費にも驚かされましたが、お尻が痛くなる以外は、市街地から峠道まで実に懐の深い走りを見せてくれたアオガエル君に、改めて惚れ直すニワトリさんでした~♪
初日は、例によって毘沙門湾&城ヶ島(オマケ)へ。部屋のドアの前で転がって通せんぼをするクルミさんを蹴飛ばして(嘘)、アオガエル君を庭から道路まで引っ張り出しただけで(80cmほどの狭い通路を後ろ向きに押しながら表に出さねばならず、実に面倒くさい)、どくどくと汗が流れました。長袖のウィンドブレーカーを羽織っているので、いよいよ暑い・・・。
三連休の始まりとあって、5時に出発したのに交通量は若干多め。それでも、この時間帯には天敵の白バイ(嫌いだけど格好良いので、白バイを見かけると一緒に走りたくなる不思議な性格・・・)&覆面パトカーもお休み中で、ネズミ捕りを気にする必要もないため、すいすい飛ばせます。三浦海岸も、海水浴シーズンとは思えないほど空いていました。過去最速となる1時間50分で毘沙門湾に到着。慣れ慣れしいサバトラ・ブチしか海岸に出ていなかったので、先に城ヶ島を回ってくることにしました。
その城ヶ島は、まだ8時前だというのに灼熱の太陽に焼かれていました。猫たちは日陰に潜んでいるのでしょう。殆ど見かけません。それでも、やはり慣れ慣れしい「ハチワレ・くるみ2号」が、どこからともなく現れました。「キングコング」と「お伴」も現れました。既に食事を済ましたのか、エサには全く見向きもしません。その代わりに「くるみ2号」は、ニワトリさんを水飲み場まで先導し、水道の蛇口を捻るよう要求しました。蛇口を捻ってあげると、舌を出して「ピチャピチャ」とおいしそうに水を飲みました。
毘沙門湾に戻ると、「やせっぽち」と「茶トラ・ブチ」に、もう一匹の「茶トラ・ブチ2」も岩場に出てきていました。このネコは大変な美猫なのですが、非常に用心深く、なかなか近づいてきません。去年の春、まだ母猫の母乳が必要と思える時期に捨てられてしまったのですが、頑張って生き抜き無事1歳を迎えることができました。
「こんなにきれいな猫になるとは思わなかった」と、ネコおじさんが後で教えてくれました。同じく用心深い「ハチワレ・ブチ」も、遠くの方からこちらを窺っています。日陰の岩場は城ヶ島と比べるとかなり涼しく、9時頃までは猫たちもここで涼むことができるでしょう。
うまい具合にネコおじさんが来てくれたので、ネコに囲まれながらしばし話をしました。おじさんは、ドライフードと漁師さんから頂いた魚の干物を持っていました。そこで自分も、持参したドライフードと缶詰をおじさんに預けることにしました(2缶は、おじさんが来る前に「やせっぽち」と「サバトラ・ブチ」が仲良く食べた)。
しばらくすると、おじさんは巡回に出かけました。海岸には我々だけが残されたのですが、分刻みで影が後退していき、9時には日陰がほぼなくなってしまいました。
ちょうどその頃、15秒ほどでしたが「やせっぽち」がけいれん発作を起こしてしまい、発作の後は疲れたのでしょう、木の上に戻りました。他のネコもバラバラに散っていったのですが、「サバトラ・ブチ」だけは自分の後をつけてきて、とうとうアオガエル君のところまで来てしまいました。
「それじゃ、また」と、声をかけてオートバイにまたがります。サバトラ・ブチはお行儀良くお座りして、ニワトリさんを見送ってくれました。
帰りは天敵が至るところで網を張って犠牲者を待ち構えているので、法定速度を順守します。交通量はそれほどでもなかったのですが、やっぱり2時間半かかってしまいました。196km走って燃費は26.9km/ℓ。 いつもより若干悪かったのは、結構飛ばしていた上に信号待ちが多かったから?
11時半には家に戻っていたので、梅雨明けの青空の下、久しぶりに布団を干すこともできました。午後はクルミさんと昼寝。夕方涼しくなってから、自転車で立川まで買い物に行きました。翌日は久しぶりに連れがいます。どんなツーリングになるでしょうか? 楽しみです。
(α700を持っていったけれど、この日は写真を撮らなかった)