雨宿り?

2010-07-07 08:58:20 | 自然&いきもの+ゾウのはな子


 その翌日のこと・・・夕食後のクルミさんは、タン・タン・タン(キャスター付きの袖机→机→ベッド)と駆け上がって、机を見下ろす位置に丸まるか大の字に寝転んでいることが多いのですが、その夜はどこへ行ったのか姿が見えません。しばらくして隣を覗きこむと・・・折り畳み傘の下に座っていました!
 急な雨に振られて使った折り畳み傘を部屋の中で干していたのですが、パラソルの下をお気に召したのか、ここが私の部屋みたいな感じでくつろいでいました。ときどき、傘の紐(が見えるでしょうか?)に猫パンチを浴びせながら!
 面白いのでしばらく傘をそのまま置いていたのですが、夕食後に決まって傘の下でひと眠りするようになりました。おかしなもので、「自分も入れてよ」と言いながら、写真に写っている枕に頭を乗っけると、「暑苦しいのが来た」と言わんばかりに欠伸をして、プイと傘の下から出ていってしまうのです。「戻っておいでよ」と言っても知らんぷり。いじけた飼い主が絨毯の上でついつい寝てしまうと、いつの間にかクルミさんはベッドの真ん中で大の字に転がって寝ているのです。
 身体の痛みとか痺れで目を覚ました飼い主は、寝ぼけ眼で立ち上がると梯子を上ってベッドに転がりこむのですが、クルミさんが真ん中を占領しているので仕方なくベッドの隅っこに身を横たえます。クルミさんが水を飲むとかトイレに行くとか、ベッドを降りるまでは窮屈な状態で寝るしかない・・・?

 ネコと暮らし始めて一年経ちました。うちの猫は首輪をしていないので、今どこにいるか飼い主に悟られずに動き回れるのですが、空気のわずかな動きを察知するのか、クルミさんがベッドを離れた瞬間にたいてい目を覚まし、「今のうちに・・・」と言わんばかりに寝返りを打って、ベッドの真ん中を奪い返します。戻ってきたクルミさんは、「やられた~」と内心思っているかもしれませんが、そんなことはおくびにも出さずに、新たな寝場所を作って横になります(さもなければ、「棚から物落とし」を始める)。
 昨日はちょっと頭が痛かったこともあって、早々寝てしまったのですが、朝起きて「ゲゲゲ!」。机の引き出しを少し開けたままにしていたのが悪かったのでしょう。紙やら鉛筆やらが床に散乱していました。やりたい放題を楽しみストレス解消できたのか、クルミさんは椅子の上で熟睡中で、声をかけても顔を上げません。もっとも飼い主の方も、これだけやられていながら目を覚まさなかったのだから、かなり深い眠りについていたのでしょう。
(これを書いている今、クルミさんはベッドの定位置で大の字に寝ている・・・)


 クルミさんの最近のお気に入りは、この空箱! 自分が帰ってくると、床にゴロゴロ転がってから、おもむろに箱の中に飛びこみます。都合が悪くなったときとか、叱られているときも、隠れるが如く飛びこんでは中でモゴモゴしている・・・等身大の大きさがいいのでしょうか?


 箱に飛びこんだ直後は、いたずらをするときや獲物を見つけたときのように、目が黒眼になっていてとても可愛いいけれど、カメラを向ける頃には目つきが悪くなってくる? ときどき、中で寝てしまうことも・・・。

 今週は、今日の夜勤と明日のプールまでが山です。明後日はお休みなので、また毘沙門湾に行ってこようかな?