楽農piano協奏曲

一日一生。一日一笑。


たけしさん&たえさん&ゆかさんの愛のかたち

2021年03月27日 | 音楽・映画

 3月26日は思い出の日になるだろう。

松本市音楽文化ホール午後6時45分このコンサートが始まった。

三人三様 愛、そのかたち・ ・

2017年7月14日から4年間待ち続けた催しだった。

音楽文化ホール中ホールの180座席の半分90人に入場者を限定した。




スタート曲は猫好きで知られるゆかさんのワルツィング・キャットから。

さより、ふるさとの、しぐれに寄する抒情は壮さんのテノール。

翼と愛の光は多江さんのソプラノ。

多江さん、いや多江先生は2005年4月1日以来初級ピアノ教室で

大変お世話になった恩師である。

当時先生は二つのピアノ教室とシャンソンを受け持たれていた。

今までにも12年12月23日のコンサートも聴かせてもらった。


 コロナ禍の中にあって三人のアーティストがこのコンサートにかけた

強く熱い思いを感じられずにはいられなかった。

 今回は多江さんが歌った一本の鉛筆にも思い入れを感じる。

コンサートにあたり、多江さんが壮さんに尋ねたという。

「先生の歌で私に歌って欲しい歌がありますか」

信濃町称名寺の石の鐘を題材にした映画

「夕焼けこやけで~石の鐘のこだまは」の中で狭間夫妻が登場しており、

壮さんが歌っていた。


壮さんのサプライズでプログラムになかった「白いバラ」も披露された。

最後はケ・サラ。ピンクのドレス姿の多江さんが素敵だった。

壮さんは6月に78歳だそうだ。年輪が刻まれた歌声ずーっと聴かせて欲しい。

 ゆかさんが奏でた「アダージョ」は塩尻市の東座で5月に上映される

映画の中に流れる曲とのこと。交遊のある合木さんのリクエストに応えて。

歌曲の伴奏に、ピアノ独奏に大活躍のはざまゆかさんに大きな拍手を贈る。

休憩を挟んで2時間あっという間に過ぎていた。

暗い夜道だったが心には愛の光が灯っていた。

 







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