たーさんの裏街道を行く!!

世界中の街角から数々の失敗談,ちょっとエッチな話,面白情報をお届けします。(ノンフィクション)

たーさんの裏街道を行く アジア編 (インド Vol. 1)

2007-05-10 | アジア編




深夜近くにインドのムンバイに到着。

さすがにこの時間だと空港も閑散としている。
インドの通貨は持っていなかったので、財布の中から予め取り出してポケットにねじ込んでおいた日本円とUS$を
出して、両替所に向かう。
一万円分も持っていれば、充分に足りるか。と思い窓口に差し出したところ、係員が何をするのかと思えば、
目の前のガラスに掲げて、
「Oh ! Japanese 10,000 Yen. Rich man !」
と一言。むう、一万円の両替でリッチなのか?
イミグレでは何のトラブルもなく、BAGGAGE CLAIMでトランクをピックアップして、ロビーに出る。
人もまばらで、噂に聞いていたのとはちと勝手が違う。

ホテルリムジンを頼んでおいたので、カウンターまで行って手続きすると、もう車は待っていると言うので、係員3人に伴われて空港ビルの外へ出ると・・・。
「な、何だ!この人は?!」
褐色やら、黒系のインド人の山。まさに人、人、人の波。
係員が3人も付いて来たわけが今わかった。到底、この人の波を掻き分けて、無事に荷物を車の置いてある場所まで、持っていくことは不可能に思われた。
何と形容したらいいのか・・・。
比較的臭いに敏感な僕は、黒人の臭いとか、ワキガの臭いは到底無理で、近づきたくもないのだが、インドは独特の匂いがある。ワキガに黒コショウを振り掛けるとこんな匂い? くさっ!
うわ、頭がくらくらする。

車に到着するまでのほんの1-2分なのだが、伸ばしてくる手と、掴みかかる手を振りほどき、掻き分け、立ちはだかる野郎を突き飛ばし、やっとのことで車に辿り着く。
一人の係員が荷物を積みこむ間、2人の係員がガードを、運転手がドアを開ける。

やっとのことで、車に滑り込む。ふう。
こりゃあ、渦中の政治家もかくありなんという大騒ぎだ。
やーれやれ、こんなことなら、先方の申し出に従って、迎えに来てもらえば良かった。

乗り込んだ車は比較的整備された海岸線に近い道路を通って、今回の宿泊ホテルであるプレジデントホテルに向かっている。
市街地に入っても真っ暗に近く、良く見えなかったのだが、裸電球がいくつかついている場所を見て驚いた。
ここにも人、人、人。
さながら、裸電球に群がる蛾か虫のように、大勢の人たちが何をするでもなく、固まって話込んでいる様子だ。

軽いカルチャーショックを受けながらホテルに到着。
兎に角、今日はもう遅いし、全ては明日にして寝てしまおう。

 ご訪問有難うございます。

     

     

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2 コメント

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インド人もビックリ (LEO)
2007-05-10 07:27:32
私もインドは5年前に行った事がありますが(バンガロール)乗り継ぎの空港に夜中に着き翌日のフライトに備え近くのホテルへ行こうと空港ビルの外に出たら、『インド人もビックリ』なんてもんじゃなく、こっちがビックリするぐらいの人・人・人、空港の建物には搭乗券を持った人しか入れないため、旅行に出る人を送って一族で見送り、あるいは戻ってくる人を一族で出迎えに、でインド人が柵に群がっていました。
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LEOさん (たーさん)
2007-05-11 01:04:39
LEOさん、こんばんは。
いや、あれは圧巻ですね。
インドは4人に1人はハマルといいますが、あっしは絶対”ハマラナイ”派です。
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