たーさんの裏街道を行く ヨーロッパ編 （スイス）

春浅いヨーロッパ。まだまだ、朝晩の冷え込みはきつく、完全防備で街を歩く。

この日はドイツのさる地方都市から、ZURICHまでやって来た。ヨーロッパの現状について各地の情報を総合するために、明後日には、スタッフがあちこちから到着するはずだが、今日は一人で到着。滞在中に古くからの取引先ではあったものの、最近音信が途絶えている某社にお邪魔する予定だ。

久々に日本食のある都市についたので、今日の夜は一人ではあるけれど、熱々の味噌汁にありつくために、ご当地では比較的有名なお店にお邪魔するつもり。　知っている人間には会いたくない気分なので、少し時間をずらして行くことに。
ジュネーブは面白みのない街だけれど、ここZURICHは商店街を歩いているだけでも、そこそこ楽しめるので、相当寒かったけれど、湯気のたった味噌汁椀を思い浮かべつつ、そろそろイースターエッグの並び始めた街をふらふらと散歩。

物価の高いスイスだけれど、日用品、特にキッチン関係の小物なんかはセンスのいいものが、とんでもなく安い値段で売られていたりするので、一軒一軒を丁寧に見て回った結果、キャンドル立てと、ワインを外で飲むための、
ワインオープナー、チーズを切るナイフと、まな板、ナプキンがセットになっているものを購入。
毎回狙っているけれど、エスプレッソの珈琲メーカーは今回も涙をのんで見送り。

寒いなかを、随分遠くまで歩いてきてしまったようだ。
馴染みの深い、ゴッタルド銀行を横に見ながら、駅の反対側にある店まで、そろそろ戻らないと。

今夜は、純日本のお食事のあとは、のんびりとバスに使って寝ることにしますか。



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