サンクスギビングは終わってしまったけれど、忘れられないお宅があります。クリスマスの前に・・・・
アメリカもサンクスギビングが終わって、あとはクリスマスまで金を使う日々が続きます。
サンクスギビングの時期には何故か、アメリカにいることが多くて、この時期には仕事にならない。僕はといえば、スーパーにいってヘリウムガスがはいった風船を買ってきて部屋に飾ってKFCでフライトチキンのセットを買ってきてのんびりしているのだが、この年にはひょんなことで、お誘いを受けた。
「どうせ暇なんだから、招待されている家に一緒に行こう。」とのお誘い。
「だけど、見ず知らずの家にお邪魔するのは気が引けるし、歓迎されないと思いますし・・・」
丁重にお断りのだけれど、
「ババアのエスコートが足りないから車で向かえに行けばOK」というので、しぶしぶお受けした。
実は、サンクスギビングに食する七面鳥。あれのどこがうまくて食べるのかが、いまひとつわからない僕はあまり、気がすすまない。とはいえ、手ぶらで行くわけにも行かないので、ロバート・モンダビのMELOTを半ダースほど買い込み、指定されたお家へお迎えに。
ピンポーン。
チャイムを鳴らすと中から、長身のおばあちゃんが登場。
「はーい、こんにちは。お迎えにあがりました。」
「あなたがたーさんね。日本人?懐かしいわね。さあ、中に入って、ちょっと待っててくれる」
玄関を入ると、中国風の飾りだな、中には扇子や、湯飲み茶碗、中国のアクセサリーが所狭しとディスプレイされているが、決してうるさくなく、住んでいる人のセンスが感じられる。
何となく、オリエンタルなインテリア。
知性が感じられる話し方、おいしいコーヒー、よく手入れされているテラスのガーデン、さっぱりと清潔感のある服装、どれをとっても若い頃には相当バリバリ何かに打ち込んでいたに違いない。
支度も終わり、彼女が道案内で○○○○家のパーティに向かう。
向かったお家は一角がすべてゲートでガードされている高級住宅地だ。
駐車場の入り口にあるような機械で、到着を告げるとゲートがゆっくりと自動で開く。その家の人はガレージを開けるときのようなリモコンを車に装備しているそうだ。
相当に大きい家。3F建てになっているようだ。
皆さんもう集まっているようだった。車がおいてある。なになに、BMWにBENZ、ありゃあボクサーまで置いてある。
レンタカーのカムリじゃあ、全然釣り合いがとれないなあ。
車を止めて、彼女のドアをあけ、エスコート。階段を登ってドアに向かう。
ライオンのついたドアノッカーをコンコンとやると、誘っていただいた方と大きな犬がが迎えてくれた。
彼女Mをお預けして、買ってきたワインを運び込む。
バーコーナーには皆さんが持ち寄った、ワインやら、ウイスキーやらが既に大量に並んでいる。
つづく。
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