アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

ワクチン接種予約狂騒曲

2021年05月11日 | アーバンライフ

当地(北海道札幌郊外の小都市)でも、65歳以上の高齢者に対するワクチン接種のための予約が始まった。

昨日は、受付初日ということもあり、電話は終日つながる気配をみせなかった。

おまけに、NTTが通信制限を掛けたため、予約センターに電話をかけても着信せず、「回線が込み合っているので時間を置いてかけて」という(NTTの)アナウンスが流れるのみとなった。

対象者は、65歳以上の老人約20,000人。
内、希望者は7割と想定されるため、実質14,000人ほどである。

これに対し、今回の募集枠は9,000人。

つまり、倍率は約1.6倍とたいした競争率ではないのだが、早期の接種を希望する人が多いこともあって、受付初日の昨日は、終日電話がつながらない状態が続いた。

このため、小生らはネット予約に回り、幸い(夫婦二人とも)予約できたのはラッキーであった。

蛇足:新聞報道によると、この件をめぐって市役所には苦情が700件以上寄せられ、直接市役所を訪れる人も80人ほどいたという。

 

 

 

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増田俊也著「北海タイムス物語」

2021年05月10日 | 読書三昧


増田さんの(多くない著作の)最近作(2017年4月刊行)は、自身が身を置いた北海道の名門新聞社を舞台に、新聞制作に情熱を傾ける社員たちの奮闘を描いた長編快作。文庫版636頁。

毎朝、新聞を手に取る方ならどなたも、この小説に描かれた「新聞制作にかける新聞人の熱い思いと組織力のすごさ」に共感を抱くはず。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★)

 

 

 

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最多更新~道内403人

2021年05月09日 | ドラミング

 

 

昨日確認された道内のコロナウイルス感染者は、過去最高の403人となった由。

この2~3日の動きから、かなり多くなると予想はしていたが、ここまで拡大するとは思わなかった。

直感的に、身の危険を感じる多さだ。

この山は、連休中の全国各地からの来道者の影響はまだ十分反映していないと推測されるから、過日の五輪マラソンプレ大会(の人流)を含めると、空恐ろしい形になるのではないか。

対応策として、道や札幌市は次のような施策をあげているが、果たして、これで十分なのか。

 

 

 

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翼をください

2021年05月08日 | アーバンライフ

 

小生の机に置かれている卓上カレンダー。
今月のちひろさんの絵は、小さな女の子がつばめの背中に乗り、朝焼けの空を飛んでいる。

「宣言」の延長が決まって、より強い自粛生活を求められることになったためか・・・。

こんな歌詞が口をついで出た。

翼をください

 今 私の願いごとが
 叶うならば 翼がほしい
 この背中に 鳥のように
 白い翼つけて下さい
 この大空に 翼を広げ
 飛んで行きたいよ
 悲しみのない 自由な空へ
 翼はためかせ 行きたい

 今 富とか名誉ならば
 いらないけど 翼がほしい
 子どもの時 夢見たこと
 今も同じ 夢に見ている
 この大空に 翼を広げ
 飛んで行きたいよ
 悲しみのない 自由な空へ
 翼はためかせ

 この大空に 翼を広げ
 飛んで行きたいよ
 悲しみのない 自由な空へ
 翼はためかせ 行きたい

 

 

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時事川柳傑作選

2021年05月07日 | ドラミング

今朝の新聞(朝日)に掲載された時事川柳。

世相を反映した傑作が並んだのでご紹介しよう。

 

 

1句:あるけど、出てきたら「海苔弁」だったりして・・・。

2句:やること(コロナ対策)をちゃんとやりもせず、改憲にうつつを抜かすなどもっての他。

3句:全国にたった「2ヶ所」作るだけの話。私の番はいつ?

4句:過日の広島参院やり直し選挙。自民党幹事長代行がSNSでフライング(投票日の投票依頼)。

5句:マスク会食という怪。

5句:溌溂ルーキーの快進撃。

7句:・・・・・。

 

 

 

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新着ドーナツ~鈴木舞「Mai favorite」

2021年05月06日 | 音楽三昧

 

以前、MB(デジタル音楽放送)でエアーチェックした鈴木さんの「Mai favorite」を聴いた。

日本音楽コンクール第2位、ヴァーツラフ・フムル国際ヴァイオリンコンクール(クロアチア)第1位、2007年チャイコフスキー国際コンクールでは最年少セミファイナリストとなった鈴木舞さんのデビュー・アルバム。

透明度の高い音と颯爽とした演奏を楽しく聴いた。楽器は1683年製のニコロ・アマティの由。

フランスの名曲集で、共演は實川風(ピアノ)と山田和樹(ピアノ:10-11曲)。

収録曲

 01. 序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 Op.28(サンサーンス)
 02. ヴァイオリン・ソナタ FP 119(プーランク)
 03. タイスの瞑想曲(マスネ)
 04. 美しき夕暮れ (ドビュッシー)
 05. ゴーリウォーグのケークウォーク (ドビュッシー)
 06. ノクターン(リリ・ブーランジェ)
 07. コルテージュ(リリ・ブーランジェ)
 08. 夢のあとに(フォーレ)
 09. 子守唄(フォーレ)
 10. Kotonoha( 山中 千佳子)
 11. きらめく五月よ、そよぐ大樹よ(信長 貴富)

録音:2017年4月 HAKUJYU HALL KICC-1387

 

 

 

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西加奈子著「さくら」

2021年05月05日 | 読書三昧

 

デビュー2作目(2005年)で、西さん27歳の時の作品。文庫版413頁の長編。
2015年「サラバ!」で第152回直木賞受賞。

物語~戸建てに引っ越して早々、ひ弱な小さな子犬(メス)がやって来た。尻尾に桜の花びらを付けていたことから「さくら」と名付けられ、長谷川家(両親と2男1女)と共に成長していく・・・。

どこにでもありそうな平凡な家庭にも、家族の数ほどの葛藤もドラマもある。

次男の「薫」の視点から、スーパーマンの長男「一(はじめ)」、超美形に生れた妹のミキ(美貴)や両親の人となりを丁寧に且つ、克明に描いていく。

すでに、直木賞作家への道を約束されたかのような天分と資質を見ることができる作品だ。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★)

 

 

 

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何でもランキング~自分の性格、好きですか?

2021年05月04日 | ギャラリー

週末の新聞(朝日)雑学版に掲載された何でもランキング。

今週のお題は・・・。

 

なかなか微妙な、且つ、きつい質問だなと思った。

小生自身振り返ってみると、このアンケート結果とは少々異なり、自身の性格のある部分は良しとしても、ある部分はイヤだなと思っているふしがある。

つまり、性格全体の好き嫌いではなく、ある部分は好きだが、ある部分は改めたいと思っているという具合である。

例えば、周囲の人に対する細やかな気遣いが出来る点などは良しとしても、日頃、少々細かいことにこだわり過ぎないかと思っている。

もっと磊落に、且つ、大胆に物事を考え処して行く必要があるのではと思う。

ただ、後期高齢者であることを考えると、どれだけ改善できるのかわからないのだが・・・。

 

 

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My Favorite Analog!~イギリス室内管「チャイコフスキー:弦楽セレナード」など

2021年05月03日 | 音楽三昧

 

毎日3枚プロジェクト。

昨日取り出したのは、写真の3枚。

①エリー・アーメリングによる「シューベルトリサイタル(歌曲集)」

②アッカルドのバイオリン独奏によるブルッフの「スコットランド幻想曲」など。

③レイモンド・レパード指揮・イギリス室内管弦楽団によるチャイコフスキーとドボルジャークの「弦楽セレナード集」。

3枚ともそれぞれ趣の異なる名曲と演奏であるが、とりわけ、チャイコフスキーの「弦楽セレナード」は、人類遺産的名曲だと思った。

その深々とした趣と全体構成の巧みさには、改めて感心させられた。

他方、アーメリングのシューベルトも出色の「歌曲集(13曲)」だと思った。

曲目

 01.音楽に寄せて D.547
 02.妹の挨拶 D.762
 03.私の挨拶を D.741
 04.花の言葉 D.519
 05.月に寄せて D.296
 06.タベの情景 D.650
 07.春の憧れ D.957の3
 08.最初の喪失 D.226
 09.夜の讃歌 D.687
 10.星 D.684
 11.少年 D.692
 12.子守歌 D.498
 13.ベルタの夜の歌 D.653

中でも「音楽に寄す」、「春の憧れ」や「子守歌」など、何度聴いてもうっとりさせられる(これも人類遺産的)名曲だと思った。ピアノ伴奏は、ダルトン・ボールドウィン。

 

 

 

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児童81万人動員計画~オリパラ

2021年05月02日 | ドラミング

 

今週末に届いたしんぶん赤旗日曜版5月2・9日号。
1面に掲載されたこの記事を見て眼をむいてしまった。

東京都内の公立・私立の幼稚園から高校まで、加えて特別支援学校などの園児や生徒の8割(約81万人)をオリパラ観戦に動員する計画がある由。

勿論、計画それ自体は、現下のコロナ禍が発生する以前に立案されたものだが、感染防止のための「緊急事態宣言」が発令されている今日でも、これが撤回されていないというから驚きである。

また、その実施方法がすさまじく、真夏の炎天下での(例えば、ビーチバレーなどの)マスク観戦は熱中症の心配があり、且つ、競技は夜間や土・日曜日も行われる。

加えて、生徒の移動手段は電車やバスの公共交通機関とされ、密になり易く、キャンセルは認めない(すれば欠席扱い)由。

現場を預かる先生方からは、例えば遠足や修学旅行などの場合、少なくとも毎年4月には決定して現場の下見をし、詳細を検討してリスク回避に務めるのが常である。

しかし、現在、上記のオリパラ見学については、細目が何も知らされておらず、また、熱中症とコロナ感染のダブルリスクがある下ではとても無理との声があがっているという。

何につけ「五輪ありき」となってはいないか、注視して行きたい。

 

 

 

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