昨日の新聞(朝日)の記事。
立教大学が、「安保法制に反対する学者の会」とSEALDsが共催するシンポの会場使用を許可しなかったというから驚く。
こんなことでは、昨今、文科省が進める人文系学部の廃止や縮小にも対抗できまい。
文科省の意向を忖度して政権に媚びるようになっては、大学もお終いだ。
同大教授で精神科医の香山リカ氏は、「千人以上の来場者を見込んだ大規模なシンポで、歴史的にも意味のある行事。本来、立教大が選ばれたのは光栄なことなのに」と落胆を隠さなかった。同大は、「自由の学府」「開かれた大学」としているだけに残念んだ、とも述べている。
大学当局は、「学外団体に原則、施設の貸出をしていない」からと説明しているようだが、今年5月には、憲法学者らによる「全国憲法研究会」が(同大学内で)開かれたという。
というのではなく、「大学」がとった措置だけに困った
ものです。
現在、日本の政治で最も憂慮すべき現政権による
立憲主義の破壊に対して、大学が結果的にこれに
同調してどうするのでしょうか。理解に苦しみます。